【映画レビュー】鴨川ホルモー

ゆでたまごのすけでございます。

万城目学さんの小説を映画化した作品でございます。

陰陽師をベースにしているというのは、
見終わった後にウィキペディアを見て、知りました(苦笑)。

京都の4つの大学に共通するサークルで、
目に見えない「オニ」を闘わせる
「ホルモー」という競技に心血注ぐことに
なってしまった大学生たちの物語でございます。

世界観の構築が、スゴいなあ、と思うわけでございます。
小説を読んでおりませんが、とにかくあり得ないものを、
あり得るように描き切るということをしているのは、
何ともスゴいなあ、と。

そして、それを映画としてビジュアル化させているのも面白く。
オニはCGで表現されているわけでございますが、
演じている人たちは「何じゃこりゃ」と思いながら
撮影に臨んでいたのではないだろうか、と考えると、
なんだか吹き出してしまうわけなのでございます。

そんな不思議な世界の中で、
大学生の男女2人ずつの恋愛関係が絡んだりして、
それによって「ホルモー」という競技が盛り上がる、
という仕掛けも、単に若者の恋愛を描くというだけでは
ここまで引きつけられないだろう、
という仕上がり具合になっているわけでございます。

なるほどね、こういうアプローチもありか、
と思わせてくれる、興味深い作品でございました。

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コメント

ゆぅ さんの投稿…
鴨…ホルモン…
よだれじゅるーーー(違

その映画って、今上映中の?
ゆでたまごのすけさんのレビュー読んで、ちょっと興味が湧きました。
ゆぅ さんのコメント…
あああ、DVDのレビューだったんだね><;
前の記事読んでなかったよ~
ごめんごめん。
多賀大祐 さんの投稿…
>ゆぅさんへ
あはは、早とちりだったみたいですね(笑)。
ホルモーはホルモンではない、
と作者の万城目学さんは作品の上梓後、
ことあるごとに主張していたそうですよ(苦笑)。

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