【雑感】アサンジ氏は、正義か悪か。

ゆでたまごのすけでございます。

ただいま報道ステーションで、
ウィキリークス創設者のアサンジ氏について、
その人物像を追うドキュメントをやってます。

アメリカの政府発表では正当な戦闘行為とされていた
イラク・バグダットでの銃撃が、
実は民間人に向けて行われたものだった、
という動画を発表したという話と、
一方で、とある内部文書の発表に一部実名を公開することを
反対したウィキリークスのメンバーだった人に、
「俺が嫌なら出ていけ」と言ったという話。

正義の味方か、独裁者か。

そんな表現をしておりましたが、
結局こういう機密情報を握る人たちには
何かしらの権益があるわけで、
それを暴露されることがあったとしたら、
その権益は暴露する側にも与えられるわけです。

物事には、多面的な見方がある。
正義か悪かはどうでもいいことで、
それで誰が得をするようになっているか、
を見極める力を持つことが、
こういう世の中の動きを眺めている私たちには、
必要なことになるのではないかと思うのでございます。

そりゃあ、アサンジさんも、
正義を思う気持ちもある一方で、
その自らのアクションによって、
誰からどんな圧力だったり、
誘惑だったりが訪れるかというのは、
計算の上ではないかと思います。
それぐらい、賢くないとできないでしょう、
ウィキリークスの運営なんてのは。

しかし、年齢が私とほぼ同世代というのは、
すごく刺激的な事実だなあ、と個人的には思いましたが。

一方で、アイスランド議会がこうした団体を
保護する法制度を整えつつあるというのは、
なかなか面白い動きだなあ、と思わせられた次第でございます。

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