【雑感】スローボールの是非。
今年も夏の甲子園、なかなかの盛り上がりでございます。
特徴あるチームや選手が毎年のように現れ、
テレビ観戦三昧の私もとても楽しく各試合を拝見しております。
健大高崎、面白いですね。
とにかく、走る走る。
しかもその走塁がことごとく、点につながる。
こういう特徴あるチームは、
おそらくファンもアンチも多くなることでしょう。
東海大四の西嶋投手が投じる超スローボールも、
賛否両論で話題になったようでございます。
「否」の方のコメントをTwitterでツイートされた
元アナウンサーの方が、謝罪をされたようですが、
だったら最初からツイートしなさんな、
と思ってしまうわけでございます。
「賛」も「否」も、あっていいと思うのでございます。
けれど、大して調べることもなく、
どんな思いで投じているかも知ることもなく、
どっちかの意見を投げっ放すのはよくない、と。
時速約50kmと言われ、
テレビのフレームからも消えてしまうほどの
究極の山なり超スローボールは、
プロ野球選手からも「試合で投げるのは難しい」
と言われるほど、技術が必要な球だそうでございます。
プロでも、日本ハムの多田野投手や横浜の三浦大輔投手くらいしか、
実際に投じている選手はいないわけでございます。
投げることで、球場全体の雰囲気が変わる。
球場全体が一気に、投じた投手の味方のようになる。
ご本人も、それを狙って投げているそうでございます。
物事には、多方面からの見方が存在するものでございます。
どちらの意見も、意見は意見なのでございます。
片方からの意見だけで物事を判断するのは、
すごく稚拙なことではないかと思わずにはいられません。
視野を広く見られるようになると、
世界はとっても広くなり、平和になるのではないでしょうか。
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