【雑感】政治を「自分ゴト」にする方法。
2年ほど前でしょうか、
とある地方の市議会が開設するホームページに、
関わらせていただくことがありました。
その市議会の議員の方が、
私がよく仕事をさせてもらっている某社の出身で、
ある異業種交流会の席で知り合うことになり、
「ホームページを改編するから手伝ってほしい」
とお声がけいただいたのがきっかけでした。
私が拠点とする東京北部・赤羽からは、
ちょいと時間がかかる市役所の方へうかがい。
その市議の方と、見た目ご年輩の市議の方が数名、
それに某大学の職員の方と某IT企業の担当者の方、
それと私が集まり、意見を交わしました。
目指すのは、市民がわかりやすい市議会の情報発信。
少なくとも当時の既存ホームページは、
どこを見れば何があるのか、わかりづらいものでした。
いわゆる、ユーザビリティーに欠けたサイトだ、と。
私は、普通の人が普通にわかりやすいカテゴリーづくりをして、
情報を分類することから始めましょう、と提案しました。
そこからああでもないこうでもない、
というのがほぼ一日続き、
結果、こうしていこうという方針が固まって、
改編されたホームページは評判がよかったようでございます。
そんな市議の方が、
今日の某新聞朝刊のオピニオン欄で、
「地方議会はいらない?」をテーマにコメントを寄せられていました。
地方議会の問題を市民は「自分ゴト」としてとらえるべきだ、
という意見を述べておられました。
なかなか「自分ゴト」にできずにいながら、
泣きわめく方をテレビで見たら「なんじゃこいつは」と、
文句をつけているだけではいかんでしょ、と。
かと言って、選挙の投票以外にどうやって、
自分の意見を政治に発信すればいいのか、
とわからずにいる方も多いのではないかと思う次第です。
たまたま、私の場合、仕事のつながりで、
前述のような関わり方で議会というものの一端に触れましたが、
これもまた、政治への関わり方の一つではないか、
と思うわけでございます。
やり方は、いろいろ。
あなたの身近ででも、仕事に関連してでも、
何かしらの方法で「自分ゴト」にすることは、
できるのではないでしょうか。
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