【雑感】若者が感じる違和感の原因。
ゆでたまごのすけでございます。 株式会社ニート、というのをご存知でしょうか。 あまり詳しいことは知りませんが、 いわゆる「ニート」と呼ばれるような、 会社組織に雇用されていない人たちが集まり、 それぞれに事業のアイデアを持ち寄って、 その実現に向けて活動をしていくという、 個人事業主の集まりのような会社、 ということのようです。 知り合いがプロジェクトに参加しているようですが、 私も個人事業主の一人でありますので、 こういう取り組みには大変興味がございますし、 うまくいってほしいと願うわけでございます。 なんで、こういう取り組みが行われるかというと、 大きく言ってしまえば、 既存の価値観とか枠組みとか、 そういうものに辟易している人たちというのが、 若い人を中心にたくさんいる、ということなんだ、 と理解しております。 「半沢直樹」なんてドラマが大ヒットしたようですが、 これまた私は一回も見ていないので、 何となくこういうことだろう、という想像で書いていますが、 銀行の組織がゆがんでいる様子を描いたドラマに、 たくさんの人が共感するということは、 つまりは現在の会社組織というものに根深く存在する、 不条理に違和感を感じている人たちが多いのだろう、 と思うわけでございます。 その「不条理」とは、 いわゆる「会社の論理」とか「組織の論理」とか、 そういったものに該当すると思うのです。 世の中的にはおかしいと思われるようなことでも、 会社とか組織とかの中であれば、 それが当たり前、となってしまうような事柄、 と言えばおわかりいただけるでしょうか。 ま、簡単に言えば、 客にとってメリットがなかったとしても、 あるように見せかけて売りつけて業績を上げれば、 その人は正義、みたいなヤツですね。 こういう構造って、 ここのところ世間をにぎわせている、 柔道などのスポーツ団体の暴力事件とか、 鉄道会社の脱線事故の原因と思しきメンテナンスの放置、 およびその隠蔽体質とかにも、 同じようなものがあるのではないか、 と思わずにはいられないのでございます。 何と言いますか、内向きにしかなれない人たちが、 会社や組織にしがみつきたいがゆえに、 会社や組織の論理を振り回して、自分の居場所