【雑感】昔はAさん、今Kさん。
最近、お笑いコンビのTのKさんに似ている、
とやたらと言われたりしますが、
たぶんそれは、ここのところスキンヘッドで過ごしてるから、
という気がするのでございます。
そんな私は、かつて敏腕プロデューサーのAさんに似ている、
と言われていたことがございます。
今をときめくアイドルグループ・Aの仕掛人でございます。
そのAさんに、今から20年ほども前に、
取材でインタビューをしたことがございました。
当時はICレコーダーなんてものがございませんで、
カセットテープで取材音声を録音していたのですが、
その音声を聞き直して、いわゆる「テープ起こし」をしていた時に、
「あれ、俺、こんなこと言ったっけ?」
と思った瞬間がございまして。
それ、よくよく聞き直してみたら、
Aさんの発言部分だったんでございますね。
骨格が似ていると、声まで似てくるのでございましょうか(苦笑)。
その取材は、とある携帯電話メーカーが製品の拡販のために、
一般ユーザー向けに配布する販促用のパンフレット向けの
記事をつくることが目的の取材だったのでございますが、
Aさんがすごいなと思ったのは、
そういう取材だという趣旨を事前にお伝えしておいたら、
そんなパンフレットだということを意識したお答えを
ちゃんと用意しておいてくださった、ということでございました。
つまり、そのパンフレットをつくる私たちにとって、
記事をつくりやすいようにしておいた、ということでございます。
なるほど、そういうホスピタリティがあるところこそが、
一般の視聴者たちの心をつかむ「ワザ」につながっているのだろうなあ、
などと感心したことを、ふと思い出した次第でございます。
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