【携帯より】今月の文藝春秋
ゆでたまごのすけでございます。
急遽決まった名古屋出張で、
現在新幹線の車中でございます。
以前のように、新幹線の中でもMacを開き、
つながらないAir Edgeにいらいらしながら仕事をするほど、
今は忙しくないゆえに車中は読書の時間なのでございます。
先日のブログで、
アブドーラ・ザ・ブッチャーさんの記事について言及しました、
今月の文藝春秋。まだ読んでんのかよ、という感じですが、
ええ、まだ読んでいるのでございます。
いや、おもしろい。
川上未映子さんの小説もおもしろかったですが、
その後のページにあります、佐藤優さんの「インテリジェンス交渉術」。
これがすこぶるおもしろい。
私、失礼ながら佐藤優さんを存じ上げなかったのですが、
肩書きが「起訴休職外務事務官・作家」となっておられます。
要は外交官だった方なんでしょうが、
外交官でなければ知ることなんてない外交の裏側を、
ずいぶんと赤裸々に綴られておるのでございます。
しかも政治家や官僚(だったといった方が正しいでしょうか)の方の
実名もあげられている。すごいな、これは、と。
ある種の暴露記事なのかもしれませんが、
わりと前に起きた出来事だったりするので、
まあ時効かな、ということでエピソードを披露されているのか、
でもそれにしてもリアルすぎないか、などと余計な心配をしてみたり。
でもそれも、また何か狙いがあってのことなのか、
などとうがった目を持ちつつ読んだりしましたが、
とにかく世の中を動かすような立ち位置にいるような方々は、
やはり洞察力に優れた人格者でなければ務まらないのだなあ、
と思わせられる記事でございました。
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