若いのに古いタイプの営業マン・Mくん


ゆでたまごのすけでございます。

久しぶりに、感謝のキモチを表してみようかと思います。

Mくんは、私が食いぶちとしてやっている、
求人広告の制作で知り合った営業マンの男の子です。
男の子、というのは失礼な気もします。
何しろ一児の父ですからして。

彼と出会った頃は、まだ彼も23歳ぐらいでした。
でも、結婚して子供もいる、と聞かされまして。

おお、そうなのか、もういっちょまえじゃないか。

早いうちから家庭・家族というものを持ったからなのか、
若いのにしっかりしている、という印象がありました。

仕事をしてみると、ますますMくんには驚かされました。
だいたいの営業マンは、私がつくった広告が突飛だったりすると、
びびってしまうことが多かったのです。
お客さんに怒られるから直してくれとか、
これじゃプレゼンできないとか、
そんなことを言う営業マンが大多数でした。
こちらにだって、意図があってそういう突飛なことをしているのに、
そんなこちらの意図を聞きもしない。よくあることでした。

ところがMくんは、そうじゃない。

彼は、一緒になっておもしろがってくれました。
そして、お客さんにもその意図をしっかりプレゼンしてくれました。
ちゃんと、その広告をお客さんに通してもくれました。

時に応じて、効果があまり出ないということもありました。
求人広告というのは、出して、応募者がどれぐらいいたか、
というのがすぐにはっきりしてしまうものだったりします。
そうした時に、多くの営業マンはつくり手である私を責めたり、
制作担当を変えるなどということも平気でしたりします。

でも、Mくんはそうではありませんでした。

彼は、私のつくった広告を、自分の責任でいいと思い、
お客さんに通して、掲載したということを、
きちんと受け止めた上で、私のせいにすることは一切ありませんでした。

ほんとに、最近はこういう筋の通った営業マンが、
少なくなったなあ、という気がしてなりません。

昨日、そんなMくんと、Mくんがお取り引きをしていたお客さんの
人事担当の方と、未明まで飲んだくれておりました。
そういう関係は、Mくんのような気質の営業マンでなければ、
おそらくできないんだろうなあ、などと思いつつ。

それでも、Mくんのような営業マンなら、
いつまでも付き合っていられるんだろうなあ、
そんな仲間でいてくれることに感謝しなくては、
とも思いつつ。

そんなことに気づかせてくれたMくんに、伝えたい。
心から「ありがとう」と。

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