【読書ノート】面白いほどよくわかる社会心理学
ゆでたまごのすけでございます。
またまた、
面白いほどよくわかるシリーズ
でございます。
今度は、社会心理学。
心理学というと幅広くなりますが、
「社会」が頭につくと、
どこか実践的と言いますか、
身近な存在になるのかな、
という気がして購入しました。
冒頭は、社会心理学とは
どんな発展をしてきた学問なのか、
というあたりを解説してくれています。
若干、眠かったです。。
でも、基礎知識になりますから、
やっぱり必要な項目だったのだろう、
という気がします。
その後は、
身近な恋愛関係を社会心理学的な観点から
見てみるとどうなるか、みたいな話だったり、
集団心理を社会心理学的に見てみると
こういう解釈ができますよ、的な話だったり、
いわゆる学術的な書籍で読むと「ん?」と
なるような話でも、よくわかるという印象でした。
特に昨今、話題になるドメスティックバイオレンスとか、
引きこもりであるとか、幼児虐待であるとか、
そういった現象を社会心理学的な切り口で見てみると、
こういうことが言える、という話などは、
なるほど、と思わせられましたね。
たとえば引きこもりと言われる現象は、
そもそも何をもってして引きこもりというのか、
という定義が非常に曖昧である、
という話も興味深かったですが、
自分のありのままを認めてくれる仲間がいる
「準拠集団」なる存在があることで、
引きこもりという現象が解消できる、
というような話については、
思わずうなずかせられたりしました。
結局、現代を生きる人たちってのは、
都会に人口が集中してしまったことで、
人間関係が希薄になってしまい、
とても孤独な存在になってしまっている、
というのがあらゆる問題の根源にある。
そんな気がしてなりません。
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コメント
パートナーとでさえ、会いたくないと思っちゃうの。
危険信号ですかね。
でも、出前の兄ちゃんとは会えるんだ。
まだ大丈夫か(笑