【映画レビュー】荒川アンダーザブリッジ。

ゆでたまごのすけでございます。

そういえば、観たDVDでレビュー書いてないのが一つ、
ございました。「荒川アンダーザブリッジ」でございます。

小栗旬さんの河童、いいですね。
山田孝之さんのスターも、いい感じです。

これも、マンガ原作の映画作品でございますね。
「宇宙兄弟」や「テルマエ・ロマエ」などもそうでしたが、
原作の世界観をしっかりと再現しよう、
というつくり手側の意気込みが感じられる作品が多い、
という印象を受けるのは私だけでございましょうか。

とは言いながら、原作を知らないんでございますが(苦笑)。

何と言いますか、階級闘争の映画のように思います。
荒川の河川敷で暮らす人たちが、戯画化されておりますが、
結局は経済だとか、生産性だとか、
そういうものにとらわれた人たちの象徴が、
河川敷の人々を強制撤去しようとする財閥風な人たちで、
スターとかシスターとか河童とか、
そういう存在として描かれる河川敷の人々は、
ある種私の住む赤羽の町あたりでよく見かけるような、
厭世観たっぷりの不思議な人々であるわけで、
ともすると成田三里塚(古!)の闘争だとか、
学生運動だとか、そんなようなものを想起させるわけでございます。

結局、河川敷の人々は撤退させられることなく、
財閥の御曹司的な主人公は、河川敷の人々にシンパシーを感じる、
という結末を迎えるわけでございますが、
まあこういう戯画化した作品でございますから、
そういうハッピーエンドに落とさないと、
観る側は納得しないということなのでございましょう。

いや、嫌いじゃないです。
小栗旬さんは、「変態仮面」という近々公開予定の
おかしな映画にも全面協力しているというCMが流れておりましたが、
変な小栗旬さんは、とても好感が持てると思います。
そして、私は河川敷に住む人々にシンパシーを感じる側の人間ですので、
誰かの権益のために、何だかわからない政策が推し進められ、
結局多くの人が不利益を被ることへのアンチテーゼとして、
私は勝手にこの作品の存在価値をとらえておるわけですので。

河童に、会いたいですね。

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