【旅の思ひ出】旧制松本高等学校記念館。
ゆでたまごのすけでございます。
何だかこの数日、
忙しくて更新が滞り。。
引き続き、今さらですが、
旅の思ひ出シリーズを
再開しようかと。。
こちら、旅行二日目に訪ねた、
長野県松本市内にあります、
旧制松本高等学校記念館、
でございます。
旧制高校というのは、
今の高校とはまったく異なる存在で、
旧制の帝国大学に入るための
予備校的な位置づけだったようでございます。
男ばっかりの世界だったようで、
「ばんから」などという言葉が
よく似合う、という感じ。
展示物の中には、
遊郭の芸者のなんとかという女性と
学生がいい仲になってしまって、
入水自殺をしたのが大問題になったとか、
そんなことまで書いてあったりして、
昔の若者だって、結構ムチャしてたんだなあ、
今の若者とそう変わらんぢゃないか、
などと思ってしまいました。
そして当時はドイツ文学が流行ったようで、
やたらとドイツ語を使いたがる学生が
多かったような様子でして。
こちらは当時の学生が暮らした部屋の
再現、という展示なのですが、
マリーネ・デートリッヒの写真を
壁に貼って「←俺のリーベ(恋人)」
などと落書きしてあったりして。
ますます、今の若者と、
何ら変わらないじゃないか、
などと思っておりました。
そんな展示を見ながら、
ふと、私の親父が書く文章に、
やたらとドイツ語が使われていたり
したのを思い出しました。
姉に聞いたところ、
親父は旧制高知高校の出身だったとか。
おそらく、そこで恋した女性と、
最初の結婚をしたのではないか、
と憶測したりしておりました。
どこか、この記念館に、
親しみを覚えたのは、
親父の持っていた空気と
ここに漂う空気がシンクロしたからでは、
などと思いながら見学した次第でございます。
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