【私の音楽ライブラリー/第十三回】DEEP PURPLE/Purpendicular



ゆでたまごのすけでございます。
これまでDEEP PURPLEの作品群を
紹介してきたわけでございますが、
ここで突然時代が飛ぶのでございます。

「Purpendicular」
こいつが発売された時には
ぶっちゃけ、驚きました。

1. Ted the Mechanic
2. Loosen My Strings
3. Soon Forgotten
4. Sometimes I Feel Like Screaming
5. Cascades: I'm Not Your Lover
6. Aviator
7. Rosa's Cantina
8. Castle Full of Rascals
9. Touch Away
10. Hey Cisco
11. Somebody Stole My Guitar
12. Purpendicular Waltz


何に驚いたって、何しろ、Ritchieがいないんです。
DEEP PURPLEの両翼の片方がいない。
まあ、もちろん第四期にはいない時期も
あったのですが、その作品を聞くと、
やっぱRitchieがいないと、と思ったものです。

批判を受けるとわかっていながらあえて言うなら、

これはRitchieなしでもありだ!

と思わせられたのでございます。

もっと言えば、これは全く異なるDEEP PURPLEだと。

Ian Gillan(Vo.)
Steve Morse(G.)
Roger Glover(B.)
Jon Lord(Key.)
Ian Paice(Dr.)

の5人がつくった、DEEP PURPLEだと。

1996年の発売と言いますから、
それでも今から10年以上前。。
今ではJonもいなくなってしまっているようで。
何と言うか、時が過ぎれば朽ちていく、
ということなんでしょうか。ああ無常。

しかし、1996年当時でもすでに私は、
もう今の時代の音楽ってつまんない、
なんて思っていた中だったのです。
そんな中、こんな作品に出会えて、

まだ捨てたもんじゃないぜ、70年代のRock'n'Roll Heroは!

と思えて、元気づけられたわけでございます。
とはいえ、私は70年生まれでございまして、
70年代Rockのリアルタイム世代ではないんでございますが。。

それでも、心から「ありがとう」と伝えたい一枚でございます。

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