【雑感】年1回、私は中学生にプレゼンの仕方を教えている。
ゆでたまごのすけです。
先日このブログで、10年超も中学校の「お父さんの会」会長をやっているという話に触れました。そしてその活動の一環として「ゲストティーチャー」なるものをやっていると述べましたが、それをもう少し具体的な話で紹介しようかと思います。
中学校にはいわゆる国語算数理科社会とは別に、「総合的な学習の時間」という時間が設けられています。文科省のホームページではこの「総合的な学習の時間」を「変化の激しい社会に対応して、自ら課題を見付け、自ら学び、自ら考え、主体的に判断し、よりよく問題を解決する資質や能力を育てることなどをねらいとする」と書いていますが、要するに「なんか世の中の役に立ちそうなことなら何でもいいから勉強しましょう」ということかと思います。
そんな時間を活用して、「スイーツプロジェクト」なる授業が行われている中学校があります。「スイーツプロジェクト」とは、3年生全員を4〜5名1組のチームに分け、1チームを「会社」として、そのメンバーは社長・商品開発担当・広報担当……などと役割を決定。各会社ごとに地元産の農産物を使ったスイーツを企画してプレゼンしましょう、その中で最優秀賞を獲得した企画商品は本当に実現しちゃいましょう、という授業です。私はその授業の一環で、広報担当の子どもたちを集めて「広告とはなんぞや」なる授業を偉そうにやったり、子どもたちのプレゼンを聞いて審査する審査員も拝命していたりするわけです。
ちなみにその様子を伝えているのがこちらです。
「広告とはなんぞや」という授業では、わずか50分1コマの短い時間で伝えられることは限られているので、「広告は全て、誰に何を伝えたいか、という狙いが必ずある」ということだけに集中して、実例を挙げて「これは誰に何を伝えたい広告?」と質問したり、実際の商品を取り上げて「この商品について、誰に何を伝えたいかを意識してキャッチコピーをつくってみて」という課題を出したり、という感じで進めています。
で、彼らは最終的に自分たちが考えたスイーツをプレゼンすることになるわけですが、まあ私と同年代や上の世代の人だと四苦八苦する「パワポ」というやつをうまいこと駆使してプレゼン用のスライドなんかをつくるわけです。体育館に設置したプロジェクタで映し出して、といった具合にやるわけなので、なかなか本格的。なので、最近は上記のような授業の最後に、「プレゼンってこういう風にやると伝わるんだよ」という例としてYouTubeでこんな動画を見せたりしています。
いえいえ、決してふざけているわけではありません。このスーパー・ササダンゴ・マシン選手のプレゼン、よく見て下さい。プレゼンに必要な要素が、きちんと揃っているではありませんか。データを駆使する。アンケートを取る。これを子どもたちに見せて、「面白かったでしょう。でも面白い理由は、このプレゼンがちゃんとしてるからなんだよ。なぜならね……」といった具合に伝えるようにしています。
そんな授業を経て、子どもたちによるプレゼン大会最終決戦で登場する会社(チーム)の中には、とても完成度の高いプレゼンを行う子どもたちも1組や2組は現れます。そんなプレゼンを見るのが楽しみで、ゲストティーチャーをもう10年近く続けているような気がします。
子どもたちにプレゼンの仕方を偉そうに教えている私が、さらに偉そうにしているブログがこちらです。
求人広告の「裏ワザ!」
なんか上から目線に感じるかもしれませんが、それは読者の皆様への愛情の裏返しだと曲解(苦笑)していただけたら幸いです。
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先日このブログで、10年超も中学校の「お父さんの会」会長をやっているという話に触れました。そしてその活動の一環として「ゲストティーチャー」なるものをやっていると述べましたが、それをもう少し具体的な話で紹介しようかと思います。
中学校にはいわゆる国語算数理科社会とは別に、「総合的な学習の時間」という時間が設けられています。文科省のホームページではこの「総合的な学習の時間」を「変化の激しい社会に対応して、自ら課題を見付け、自ら学び、自ら考え、主体的に判断し、よりよく問題を解決する資質や能力を育てることなどをねらいとする」と書いていますが、要するに「なんか世の中の役に立ちそうなことなら何でもいいから勉強しましょう」ということかと思います。
そんな時間を活用して、「スイーツプロジェクト」なる授業が行われている中学校があります。「スイーツプロジェクト」とは、3年生全員を4〜5名1組のチームに分け、1チームを「会社」として、そのメンバーは社長・商品開発担当・広報担当……などと役割を決定。各会社ごとに地元産の農産物を使ったスイーツを企画してプレゼンしましょう、その中で最優秀賞を獲得した企画商品は本当に実現しちゃいましょう、という授業です。私はその授業の一環で、広報担当の子どもたちを集めて「広告とはなんぞや」なる授業を偉そうにやったり、子どもたちのプレゼンを聞いて審査する審査員も拝命していたりするわけです。
ちなみにその様子を伝えているのがこちらです。
「広告とはなんぞや」という授業では、わずか50分1コマの短い時間で伝えられることは限られているので、「広告は全て、誰に何を伝えたいか、という狙いが必ずある」ということだけに集中して、実例を挙げて「これは誰に何を伝えたい広告?」と質問したり、実際の商品を取り上げて「この商品について、誰に何を伝えたいかを意識してキャッチコピーをつくってみて」という課題を出したり、という感じで進めています。
で、彼らは最終的に自分たちが考えたスイーツをプレゼンすることになるわけですが、まあ私と同年代や上の世代の人だと四苦八苦する「パワポ」というやつをうまいこと駆使してプレゼン用のスライドなんかをつくるわけです。体育館に設置したプロジェクタで映し出して、といった具合にやるわけなので、なかなか本格的。なので、最近は上記のような授業の最後に、「プレゼンってこういう風にやると伝わるんだよ」という例としてYouTubeでこんな動画を見せたりしています。
いえいえ、決してふざけているわけではありません。このスーパー・ササダンゴ・マシン選手のプレゼン、よく見て下さい。プレゼンに必要な要素が、きちんと揃っているではありませんか。データを駆使する。アンケートを取る。これを子どもたちに見せて、「面白かったでしょう。でも面白い理由は、このプレゼンがちゃんとしてるからなんだよ。なぜならね……」といった具合に伝えるようにしています。
そんな授業を経て、子どもたちによるプレゼン大会最終決戦で登場する会社(チーム)の中には、とても完成度の高いプレゼンを行う子どもたちも1組や2組は現れます。そんなプレゼンを見るのが楽しみで、ゲストティーチャーをもう10年近く続けているような気がします。
子どもたちにプレゼンの仕方を偉そうに教えている私が、さらに偉そうにしているブログがこちらです。
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なんか上から目線に感じるかもしれませんが、それは読者の皆様への愛情の裏返しだと曲解(苦笑)していただけたら幸いです。
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