【就職・転職のツボ】上流、下流って。

ゆでたまごのすけでございます。

よく、IT企業というヤツを
取材したりしたものでございます。

IT企業といってもいろいろあるわけでございますが、
この業界、上流、下流なんていい方を
したりすることがあるんでございます。

ご存知の方は多いかもしれませんが、
このIT業界というのは、かつてのゼネコンと
よく似た構造をしておりまして。
何らかのシステムを開発するプロジェクトが始まりますと、
発注者がおりまして、その下に下請さんがいて、
さらにその下に孫請けさんがいて、
さらにその下に、みたいな構造があるんでございます。

で、その発注者により近いポジションにいるのが上流で、
下に行けば行くほど、下流ということになるわけでございます。

おしなべて、上流というのは、
大手企業の冠がついたシステム会社さん、
というパターンが多いわけでございますが、
私はこの「上流」「下流」の双方を取材したことがございます。

どっちがいい、悪いということではございませんが、
だいたい、上流におられる会社さんで働く人の方が、
余裕を持っていらっしゃる感じがするのでございます。

当然といえば当然でございますが、
会社の福利厚生といった面でも充実していることもあるのでしょう。
休みがちゃんと取れるとか、そういう面でございますね。

そして、下流に行けば行くほど、
仕事は忙しく、タイトなスケジュールでこなすことになる。
確かに、余裕のない方が多かったりする印象はあるのでございます。

しかし、そんな中でも、
働きがいを持って働いてらっしゃる方も多くおられます。

そういう方はどうしてそうなのかと言いますと、
たとえば、技術的に優れたものを持っていらっしゃるとか。
あるいは、プロジェクトを仕切る仕事よりも、
ガリガリとプログラムをつくってる方が楽しいとか。

要するに、職人肌なんでございますね。
一つの業界とか、会社とか、
そういう枠の中で仕事をするというよりも、
いろんな業界、会社のシステムやプロジェクトに、
自分が関わることでいいものを提供できる、
それがうれしい、というような。

私も、どちらかというと、そっちの方の人なので、
そういう人たちにお会いすると、
とても共感しながらお話ができたりするのでございます。

そして、そんな方たちが活き活きと仕事をするためにも、
日本の景気は早く回復させるべきだと思わずにはいられないのでございます。

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