【私の音楽ライブラリー】Expressions/John Coltrane
ゆでたまごのすけでございます。
私、さりげにジャズも好き、
だったりするのでございます。
その中でも特に好きなのは、
ジョン・コルトレーンなので
ございます。
なんで特に好きか、
というとことは単純で、
最初に聞いたジャズだから、
というだけなんでございます(汗)。
音楽好きな高校時代の友だちに、
絶対聞いた方がいい、と勧められて、
最初に図書館のCDレンタルで
借りてきたのが、ライブインジャパン。
日本公演の模様を収録したもの
だったのでございますが、
これが晩年の狂気に冒された
コルトレーンでございまして、
演奏を聞いても何がなんだか
まったくわからなかったという(汗)。
で、改めて聞いた初期の作品で、
ああ、こういうところから
スタートして、日本公演に至ったのね、
と理解したのを記憶しております。
こちらのExpressionsという作品は、
だんだん晩年へと近づいてきた頃の
作品でございまして、
コルトレーンのサックスがだんだん、
インプロビゼーション(即興演奏)の
スタイルに「おかしさ」が芽生えて
きた感がする作品でなのでございます。
日本公演でもダブル・サックスで
むっちゃくちゃな演奏を披露していた
パートナーのファラオ・サンダースも、
ピッコロで参加しておりまして、
これまた狂ってる感じが丸出し。
ピアノも奥さまだったアリス・コルトレーン、
ベースもジミー・ギャリソンと、
日本公演のメンバーになっているんでございます。
つまりこの頃から、だいぶコルトレーン自身が、
自身を神格化していってしまったんだろうなあ、
と感じる演奏なのでございます。
これより前、Expressions(表現)と
対極にあるタイトル「Impressions(感動)」という
作品をリリースしているのでございますが、
私の勝手な推測では、
Impressionsで今までのジャズを吸収し切り、
それをもとに、コルトレーン自身のフィルターを
通してジャズを表現(Expressions)するとこうなる、
というのを示した作品がこれなのかなあ、と。
コルトレーン入門の後、聞いてみるといい作品だと思います。
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