【読書ノート】ネット広告がテレビCMを超える日
ゆでたまごのすけでございます。
こちらもまた、
昨年10月に読了しておきながら、
読書ノートを書けずにいた
一冊でございます。
ネット広告が
テレビCMを超える日。
山崎秀夫さんと、
兼元謙任さんの共著、
でございます。
山崎さんは、
日本ナレッジマネジメント学会専務理事。
兼元さんは、
あのオウケイウェイブの社長さんでございます。
いずれも、
インターネットの世界や
ネットワークシステムを使って
どのような新しい価値を生み出すか、
ということに取り組まれ、
実績を残してこられた方でございます。
こういうタイトルですと、
どうしても既存のメディア、
テレビや新聞といったものが、
インターネットに凌駕される、
みたいなニュアンスの書き方を
しているのかな、と思いがちですが、
あくまでテレビや新聞といった
メディアは残っていくのだけれど、
その用途といいますか、
使われ方というのが変わってくるし、
これからそういったメディアが、
インターネットとの融合によって
こうやって変わっていくんだよ、おそらく、
というようなことが書いてある本でございます。
そしてさらにこちらの一冊が
読んでいて気持ちよかったのは、
未来像はこんなんなるかも、
みたいなイメージを提起しているところが、
非常に好感度が高くなる感じだったのでございます。
たとえば、検索結果がもっと利用者に
優しいものになるかもしれない、とか。
アマゾンなんかはそれにすでに近いかと思われます。
あなた、こんな買い物してるから、
こんなものってオススメしちゃいますよ、
って感じでメルマガが来る、みたいな。
あれって、なんでこれ勧めてきよんねん、
というのが多いと感じると思うのですが、
その精度が上がっていったとしたら、
便利は便利ですよね。
ちょっと薄気味悪い、という意見もありますが。
おそらく、ネット広告はテレビCMを近いうちに超える、
と記述されています。もしかすると、もう超えているのでしょうかね。
いずれにしても、今後の広告業界は、
今までとはまったく違う形や発想をしていかねば、
いけないのだなあ、とさらに深く思わされる一冊でございました。
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