2013年1月25日金曜日

【映画レビュー】東京家族。

ゆでたまごのすけでございます。

先週の土曜、19日から公開しました、
山田洋次監督「東京家族」。
さっそく、観に行ってまいりました。

小津安二郎監督をリスペクトする私としては、
とても関心のある作品だったのでございます。
何しろこの作品、小津監督の名作、
「東京物語」のオマージュ的作品。
ストーリーの展開や演出の仕方などは、
まさに「東京物語」のものであり、
その現代版に仕上がっている、という評価は、
そのままその通り、という印象でございました。

「東京物語」の方にある場面が同じように描かれていたり、
カット割やしゃべり方の演出やセリフそのものまで、
まるで一緒やん、と突っ込みが入れたくなる場面が
あちこちに散りばめられており、
思わず他の人が笑わないような場面で笑ってしまいそう、
になるくらいのリスペクトぶりが非常に心地よく。
それでいて山田洋次監督らしい、
おそらくは見ている誰もが納得するような、
ストーリー構成に再構成されているところが、
とても完成度の高い作品だ、と感じさせられたわけでございます。

「東京物語」では名女優・杉村春子が演じていた次女の役を、
「東京家族」では中島朋子さんが演じておられますが、
母が亡くなった後、家族に形見分けを促す場面では、
「あの反物、私に」的なセリフがほとんど一緒だったりして、
思わずそこで笑ってしまったのが印象に残っております。

どっちを先に見てもいいと思いますが、
両方の作品を見比べて観るのがいいのでは、
と思いますがいかがでしょうか。

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