【雑感】DVD三昧。

ゆでたまごのすけでございます。

三が日、ひたすらDVDを観ております。
今年は、時間の許す限り、
たくさん観たいなあと思っておるのでございます。

「ヘルタースケルター」
蜷川実花さんの世界観が丸出しになった、
セクシーでエロティックな映像が印象的。
主演の沢尻エリカさんがはまり役な感じなのは、
前評判通りという感じがいたしました。
美しさを追い求める女性という生き物と、
期待に応えようとするエンターテイナーたちの、
儚くも切ない物語には「なるほど」と思わせられつつ、
とにかく映像の鮮烈さの方が前に出てたなあ、
というのが正直な感想でございます。

「ホタルノヒカリ」
綾瀬はるかさんは、やっぱりかわいい(笑)。
八重の桜、観ちゃいますよー(笑)。
ドラマの続編という感じの映画なんでしょうが、
ドラマを観てはおりませんでしたけれども、
ドラマもだいたい想像がつく気がいたしました。
舞台をローマにしている意味は、正直よくわかりません(苦笑)。
制作費を使い切ろうとしているんでしょうか。
ちなみにこちらは、日テレさんが制作に絡んでますね。

「ステキな金縛り」
三谷幸喜ワールド、炸裂な作品でした。
深津絵里さんや中井貴一さんなど、
三谷作品には不可欠な俳優さんたちが勢揃い。
三谷さんのつくられる世界って、
それとそれとそれをつなげちゃうの?という
意外性が面白いわけでございます。
そして全ての伏線がちゃんと全部消化されて、
スッキリとしてジ・エンドにしていただけるので、
あーよかった、となるのがすばらしいですね。
ちなみにこちらは、フジテレビが絡んでます。

「テルマエ・ロマエ」
古代ローマと現代を行き来しながら、
現代の銭湯を参考にしてローマの風呂「テルマエ」を
設計する古代ローマ人を阿部寛さんが演じ、
ローマ時代の人たちをみんな濃い目の顔の
役者さんたちが演じているのがとても笑える作品でございます。
マンガが原作なんですよね。
すごく、スーパー銭湯に行きたくなる作品でございます。
ちなみにこちらも、フジテレビが絡んでおられる。
「ステキな〜」とともに、どちらにも
「製作:亀山千広」とクレジットされているのが、
これまた印象的だったわけでございます。

「大奥」
二宮和也さん主演の男女逆転「大奥」でございます。
そもそもその設定がおかしな感じなわけでして、
これもマンガが原作にあるんでございますね。
しかも「白泉社・刊」とありますから、
少女マンガなわけでございますよね。
思わず、「パタリロ」を思い出してしまうような、
男色が出てくる予想通りの作品でございました。

やっぱね、映画、いいです。心の栄養になりますね。
どれが好きとか、面白いとか、つまらないとか、
昔はなんかエラそうに評論したりもしてましたが、
そんなことはどうでもよくて、
映画をつくる方々が物語をどうやって構成しておられるか、
というのをたくさん吸収できるのは、
とても心地よいわけでございます。

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