【雑感】Facebookは、ツールに過ぎない。

ゆでたまごのすけでございます。

昨日参加してきた、勉強会。
簡単に言えば、とある就職サイトの運営企業が提供する、
CMSによるホームページ作成のための
技術とノウハウを教わる勉強会でございました。

CMSとは、コンテンツ・マネジメント・システムの略。
こちらもわかりやすく言いますと、
要はホームページを簡単につくれて、
更新も簡単にできるウェブ上のシステム、
ということになりますでしょうか。
Wordpressなんてのも、まさにその一つですね。

今回教わってきましたのは、
とある就職サイトとの連動させられるのが
特徴的なCMSでございまして、
企業の採用担当者の方からすれば、
エントリーしてくる学生とのコミュニケーションを
より密にするためにとても有効なツールである、
と言えると思うのでございます。

で、タイトルのFacebookでございますが。
こちらはCMSではなく、SNSなのはご存知の通り。
いちいち解説しなくてもいいかもしれませんが、
SNSとはソーシャル・ネットワーク・サービスの略。
ネット上でのコミュニケーションを楽しくしたり、
密にしたり、面白くしたり、時にはビジネスにつなげたり、
ということができるツールということになるでしょう。

ここで、双方に共通して使った言葉として、
「ツール」という言葉がございます。
ツールとは、道具のこと。
だから、使う人の使い方によって、
よくもなれば悪くもなる。
道具があれば、どうにかなるとか、
いいことが起きるとか、メリットがあるとか、
そういうこととはつながりはするけれども、
直結はしない、というものだと思うのでございます。

勉強会に参加してつくづく感じたのは、
CMSも、Facebookも、あくまでツールでしかなく、
その使いようをしっかりと考えないと、
結局は道具を使っていることに満足して終わり、
ということになるのだろうなあ、ということでございます。

じゃあ、どう使えばいいのか。

私は、大げさに言えば「哲学」が必要だと考えます。
ここで言う「哲学」とは、ポリシーとかコンセプトとか、
そんなニュアンスでとらえていただけたら幸いです。
そしてその「哲学」は、
真実に基づいたものでなくてはならない、と。

これまで数百の企業を取材してきて感じているのは、
どんな企業にも、どこかしらのいいところがある、ということ。
そのいいところを、真実として伝えるために、
ツールを使って、いろんな仕掛けを考える。
それが、私の仕事であると同時に、
求人広告をつくる人に求められるものだと思っています。

私のお客様であるとある企業で、
今年は新人に真新しいことを考えるプロジェクトを任せ、
そのプロジェクトの進捗をホームページや就職サイトのブログで伝え、
同時にFacebookページを設置し、ブログと連動させて、
彼らの動向を発信していく、という採用広報を行っています。
これは新人研修の一環として行われていますが、
彼ら自身のスキルアップにもつながるし、
自分たちのプロジェクトが多くの人たちに見られている、
ということから彼らのモチベーションアップにもつながるし、
広報の観点からは、就活中の学生に
「この会社は入社したらこんなことやるんだ」
という情報開示にもなるし、
若い人にこれだけのことを任せるんだ、
というイメージアップにもつながっていきます。

ちなみに、このプログラムを考えたのは、私です。
ふふん。
と、少しどや顔をさせていただきます。

Facebookを使えば、なんかいいことがある。
そう思っていろんな取り組みをされている個人や企業が、
数多あると思いますけれども、
結局はFacebookはツールに過ぎなくて、
それをどう使うかが大事なのであり、
その使い方を考える上では、
真実を伝えるという「哲学」を持った上で、
企まないと意味はない、と私は思うのでございます。

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