2012年9月10日月曜日

【雑感】いつの世も、きょうだいは。

ゆでたまごのすけでございます。

非常に不人気と言われているNHK大河ドラマ、平清盛。
私、一回目からずーっと見続けております。

わりと、面白いと思うんですがねー。
物語は、平安末期から鎌倉幕府ができるまでの時代背景を、
平家側から描いている、という点がやっぱり面白い。
同時代は一般に、
「平家物語」と言われる源氏がいいもん役になってて、
清盛が超ワルもんになってる話の方が知られておりまして。
そういう意味では、同じ時代を描くにも、
視点の置き方でこうも変わるか、というところが面白いわけです。

まあ、その辺はわりと一般的に言われているところですが。

見ようによっては、
家族ものとか兄弟ものにも見えるし、
見ようによっては、
ビジネスを成功させた人の偉人伝にも見えるし、
見ようによっては、
「課長 島耕筰」のような出世ストーリーにも見えるし。
いろんな見方ができるドラマだと私は思っておりますが、
今日はどちらかというと兄弟もの、と呼びたくなるお話でして。

今日の回は、すでに清盛が朝廷の奥深くまで取り入って、
自分は役職からは身を引いて、頭を坊主にして出家しちゃった、
というあたりの話でございまして。

清盛には、異母弟がいるわけですな。
いや、異母弟というか、そもそも清盛は、
このドラマでは白河上皇が女に生ませた子どもで、
父の忠盛とは血がつながっていない、
という設定でございますから、
厳密に言えば父も母も違う弟となるわけですが。

その異母弟である頼盛は、
なかなか朝廷の重職につかせてもらえずにおりまして。
他の兄弟はもちろんのこと、清盛の子どもたちすら、
すでに重職につかせてもらえているのに、です。

なんでか、と頼盛が考えるに、
保元の乱の際に自分が清盛に楯つくようなことをしたから、
まだそれを引きずっておられるのだろう、と。

なんか、頼盛の気持ちがよくわかるんでございます。
上の兄弟がやっていることとか、考えていることとかって、
その上の兄弟が考えている以上に、下の兄弟は、
ものすごく気にしたりするんでございますよ。
まして、異母兄弟なんかだったりしたら、なおさらでして。

で、頼盛は、清盛の兄上に直接聞くんでございますね。
なんで私はとりたててもらえぬのか、と。

清盛は、出家して移住した先の福原(今の神戸)に
頼盛を呼び寄せ、こう語るわけですな。

私は今、この福原に平家の都をつくろうと思っている。
朝廷に気兼ねなく、国づくりを進められる都を。
平家の都を繁栄させるためには、
父母の血を引く頼盛の平家一門への並々ならぬ思いは、
不可欠なものなのだ。

そっかー、だから朝廷の役職なんぞに、
弟を就かせようなどとは思ってなかったんだねー。
すげーな、清盛。カッコいいな。
異母兄弟であろうとも、弟のことを、
しっかりと向き合い、ちゃんと考えていたのねー。

ま、要するに頼盛が抱いていた兄への思いは、
大変狭い視野でのものでしかなかったということで。
つまりは私も、視野が狭いということなのだな、
と頭をガツンとやられたような気になりまして。

清盛の兄上のような兄弟を持つことができたなら、
自分の抱く妬みや嫉みのような思いなんぞ、小さいもんだ、
と気づかせてもらえるのだろうなあ、と、
ちょいとうらやましく思った次第でございました。

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