【雑感】真実が、明かされる。
求人広告をつくり続けていて、
つくづく思うところがあります。
ネット媒体が中心になってきて、
まやかしが通用しなくなってきたなあ、と。
広告業界全般にも言えることでしょうが、
ネットがなかった頃というのは、
とにかくマスに向かってがつんと、
新聞だ雑誌だテレビだ、といった具合に、
広告「爆弾」を落とせばいいや、
的な戦略がメインストリームだったと思います。
変な話、どれだけ広告打って、
どんな効果があったか、なんて言うのは、
ぶっちゃけ測定することができなかったし、
どんぶり勘定でクライアントも金を払っていた、
という時代だったと思います。
それが「いい時代だった」と回顧する方も
結構な数でいらっしゃるでしょうが、
それはそれでかまいませんけども、
私はそれはただの懐古主義ではないか、
と思っているわけでございます。
ネットでは、どれだけクリックされて、
どの程度が実売につながったか、
という数値がはっきりと現れます。
求人広告の世界は、
まだまだ数値を明らかにしてないところがある、
という意見もありますが、
それでもかなり明らかになってしまうため、
ごまかしやまやかしが効かなくなった感があります。
ちょうど紙媒体からネット媒体への移行期に、
求人広告をつくってきたキャリアを私が持っているから、
感じることかもしれませんが。
結局、ものの考え方だと思っていて。
まやかしが効かないからやりにくい、
と考えるか、
まやかしが効かないからやりようがある、
と考えるか。
その発想の転換ができるかどうか、
で新しい手法を生み出すことができるかどうかが
決まってくる、という風に思いながら、
私はもう少しこの世界で、
こだわってみたいなあ、と考えておるところでございます。
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