プロの中のプロという姿を伝えてくれる、世界の王貞治



ゆでたまごのすけでございます。
プロ野球、パ・リーグが
開幕いたしました。
高校野球が途中から中止に
なってしまったようで、
すっかりプロ野球中継に
ハマっておる次第です。
20代の若い方々は
野球なんて、と思うでしょうが、
私たち30代後半から40代、
さらにその上となると、
スポーツ観戦と言えば野球なのでございます。

私は名古屋の出身なのですが、母親はなぜか巨人ファンでございました。
父親は中日ファンだったのでございますが、
何しろうちの父親は家にほとんどいない人でございましたので、
私はすっかり母親の影響を受け、巨人ファンだったのでございます。

私が野球中継を好んで見るようになった頃の巨人というのは、
エースが堀内、四番は世界の王貞治、三番は安打製造機・張本、
五番はいぶし銀の柳田、という感じのチームでございました。
王さんの世界記録・756号ホームランの瞬間も、
テレビで中継を見ておりました。
相手投手は忘れもしない、ヤクルトスワローズの鈴木康ニ朗さんでした。
だから私の中では、野球は巨人、巨人といえば王選手なのでございます。

そんな王さん、ご存知の通り、
今ではソフトバンクホークスの監督でございます。
そして昨年はシーズン途中から、体調を崩されておりました。
でも今、ホークス対バファローズの試合でお元気に采配をふるっておられます。
何はともあれ、よかったよかった。そう思わずにはいられません。

昨年のシーズン前、ワールド・ベースボール・クラシックでも、
王さんは日本代表の監督も務められておりました。
予選リーグでは、日本は厳しい戦いを強いられ、
これはダメか、と思ったものでございます。
ところが、ぎりぎりのところで予選通過を成し遂げ、
そして決勝では世界最強と言われるキューバを破って世界一になった。
何と言うか、この展開はすごかった。感動的でございました。
プロとは、演出があるわけではないけれども、
見せる、魅せることをするものなのだ。
そう教えてもらったような気がする決勝戦でございました。

クリエイティブとか、エンターテインメントとか、
そんなことを意識しながらふだんの仕事や生活を送っておりますが、
自分にはできないことをやっているプロの方々の姿を見ると、
何より「自分もがんばらなくては」という気持ちにさせてもらえます。

そして、そんな姿をテレビの画面からでも強く伝えてくれる、
プロ中のプロと言うべき王さんに、私は伝えたい。

心から「ありがとう」と。

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