私の仕事に向かう意識を変えてくれた恩師・S氏
ゆでたまごのすけでございます。
サッカーU-22日本代表、快勝でございます。
自分でやったことは皆無だし、
それほど詳しいわけでもありませんが、
サッカー中継というのは、
やっているとつい見入ってしまいます。
それが日本代表とかになると、
なおさらほかのことが手につかなく
なってしまうのは、私だけではない、
と思ってしまいます。
COCUという選手がいるということを知ったのは、
私がいつもお仕事をさせていただいております、
求人広告大手某社で出会ったS氏がきっかけでございます。
フィリップ・コクー。
オランダ代表のスーパー・ユーティリティー・プレイヤー
でございます。
S氏はオランダという国がいたくお好きで、
長期休暇の際にはほとんど毎回、オランダに行かれていた、
と記憶しております。
さて、今回の話題は別にサッカーではございませんで、
このS氏への感謝の気持ちを表そう、という趣旨でございます。
S氏とは、私が埼玉は大宮の拠点を中心に仕事をさせていただいていた時に出会いました。
その頃、すでに私は大宮で3、4年あまり、仕事をしていた次第でございます。
前述の求人広告大手某社は、毎年、大きく組織変更をされる会社でございます。
その年の4月も、大きな組織変更があり、S氏が大宮の拠点にいらした、
といういきさつでございました。
S氏は、本当は自分で広告をつくりたい、という気持ちが本当は強い方でございました。
でも、その時、大宮に赴任されて、与えられた職務は、マネジメントでございました。
大宮の制作拠点を、しっかりとしたものにしなさい。
大ざっぱに言えば、そういうことでございます。
決して、当時の大宮の制作拠点がダメダメだった、というわけではございません。
言うなれば、底上げをしよう。そういうことでございます。
S氏がスゴかったのは、与えられた職務を自分なりに楽しんでいたことでございます。
私なぞは、ただひたすらに文章を書いたり、広告をディレクションしたり、
あるいは芝居の本を書いたり、ということにしか力を注ぐことのできない、
バカの一つ覚えと言って過言ではない、
いい言い方をすれば職人気質の人間でございます。
S氏は、その制作拠点にいたメンバーの一人ひとりをしっかりと見つめ、
この人はここがすごい、でもここは弱い部分だよね、
というところをきちんと把握し、私たちに伝えてくれました。
私も、そんな指摘を受けて、そうか、変わらなきゃ、と思ったものでございます。
ゆでたまごのすけくんは、こなす仕事量はハンパじゃないし、
その一つひとつに手を抜くことがない。そこがスゴい。
でもいっぺん、社内コンテストとかにも出品してみたらどうや。
私はその当時、社内コンテストとか賞をもらうとか、
そういうものにいたって関心のない人間でございました。
これは今でもあまり変わっていない気はするのでございますが、
S氏はそんな私に、コンテストに出品するのもありやで、とおっしゃいました。
賞を取れる取れないとか、そんなことはどうでもよくて、
とりあえず自分が出してみたら、どの程度までいくのか、
っちゅう基準が見えるだけでもいいやないか。
確かに、その通り。そう思って、私は社内コンテストなるものに、
自分の広告作品を出品したものでございます。
まあ、鳴かず飛ばずだったわけではございますが。
と言っても、首都圏三位、というところまでは行ったんですけれども。
あ、ちょっと自慢しちゃいました。
こういうところが、ゆでたまごのすけ、ダメなところでございます。
そんな反省は、さておいて。
S氏は、私以外のメンバーにもいろいろと、ほめたり、指摘したり、
という役割をこなされておりました。
わずか一年という赴任期間でありながら、
その拠点にいた制作メンバーたちから、ものすごく信頼されておりました。
私も、そうでした。
送別会なるものをされるのが、とても恥ずかしいというタチのS氏でしたが、
私は自分から率先して幹事になって、送別会を催したのを思い出します。
求人広告大手某社は、すでに退職をされ、
今では悠々自適な生活を送っておられるということは、
風の噂で聞いたりしております。
でも、本当に、今の私があるのは、S氏のおかげである、
と心の底から思っておるのでございます。
そんなオランダ好きのS氏に、伝えたい。心から「ありがとう」と。
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