【雑感】最近の若者は、と言うなかれ。
ゆでたまごのすけでございます。 最近の若者といったら、 という表現はピラミッドにも刻まれているそうですが。 今年はやけに、いわゆる「営業会社」と呼ばれるような 会社さんにたくさん取材する機会がありました。 「営業会社」とは、 自分たちで商品をつくったりすることなく、 どこかがつくった商品を世の中に売りまくる、 という会社と思っていただければ結構です。 売れる商材と、売りやすい仕組みができれば、 低資本でそれなりの成功をつかむことができる。 そんなわけで、若い社長さんが起業する際には、 このスタイルを取ることが多いように思います。 私たちが20代の頃にもそういう会社はありましたが、 おしなべて根性主義で、「気合いで売るんじゃ」的な 雰囲気が蔓延する、ロジカルなところはみじんもない、 という会社さんが多かったように思います。 それで、新人さんたちがすぐに辞めてしまって、 2ちゃんねるなんかで「DQN企業」なんて 言われ方をすることも多々あったのかなと。 しかしながら、今年、そういった会社を取材して、 昔と様相が変わってきているなあ、と思った次第です。 たいがい、私が取材する際に登場する社員の方々は、 その会社の中で「できる」と言われている人たちになります。 そういった人たちもそうですし、 経営側の方々にお会いしてもそうなのですが、 昔のような「気合いだ」的な雰囲気がみじんもない。 チームで営業して、それぞれがそれぞれのよさを発揮して、 みんなが活躍できて、みんなが幸せになれることが大事なんだ。 自分の部下が、目標を持って、がんばって成長して、 上に上がれるようにしてあげるのが上司の仕事。 そんなことを、普通におっしゃる方々ばかりなのでございます。 マネージャークラスの方々は、 若い人たちの個性や特性を見て、 この子にはこういうやり方で営業させた方がいい、 というロジカルな判断をする。 経営者の方は、売りやすい商材をキャッチして、 その売り方の仕組みを考えて、 営業担当の一人ひとりが売りやすいお膳立てをするのに全力をあげる。 正直、以前は自分たちで実態のあるものをつくらず、 ともすれば無理やりにでも売って、売れたヤツがエラい、 みたいに会社経営を進めていく印象を受けていた 「営業会社」という存在が、私は個人的に嫌いでした。 しかしながら、今年こうやって現在の「営業会社」を