【近松賞にチャレンジ】元禄光琳模様、読了。
ゆでたまごのすけでございます。
近松賞受賞作、第二回の受賞作を
読了いたしました。
保戸田時子作「元禄光琳模様」
でございます。
いやあ、ドキドキしながら
読ませていただきましたね。
いい作品でございます。
確かに、受賞作、
という印象でございました。
タイトル通り、
尾形光琳を題材にした作品でございますが、
彼が生きた元禄という時代を、
バブル経済がはじけた現代と重ね合わせ、
光琳がつくり出す芸術と、
その名声に乗っかる経済人たちが、
時代に狂喜乱舞しつつ、翻弄されつつ、
という姿を描き出しておられます。
個人的には、とっても好きな作品だなあ、
という感想を持ちました。
さてさて、近松賞へのチャレンジですが、
どうも今回の作品提出にはほど遠いようでございます。
思い立ったのは二カ月ほど前でございますが、
それだけでは準備期間が短かったようでございます。
近松賞は隔年開催ということですので、
二年あれば、もっときちんと作品をつくれるかな、
と思いますので、残念ですが今回提出は、
諦めようと思っております。
ただ、二年後の提出は必ず達成したいので、
このブログでも継続してチャレンジをお知らせしよう、
と思っております。
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