【私の音楽ライブラリー/第十五回】Bananas/DEEP PURPLE



ゆでたまごのすけでございます。
収集癖というのは、
誰にでもあると思われます。
そしてそれが高じると、
とにかく「揃っている」という
ことが、ステイタスになるもの
でございます。
そんなわけで、
購入したのが今回紹介する、
DEEP PURPLEの
「Bananas」でございます。

1. House of Pain
2. Sun Goes Down
3. Haunted
4. Razzle Dazzle
5. Silver Tongue
6. Walk On
7. Picture of Innocence
8. I Got Your Number
9. Never a Word
10. Bananas
11. Doing It Tonight
12. Contact Lost

とうとう、Jon Lordがいなくなったのでございます。
DEEP PURPLEの双璧であった、ギターのRitchieに加え、
キーボードもいなくなってしまった。。

勝手な憶測でございますが、
年を取ってしまってプレイにキレがなくなった、
それゆえの引退、という気がしてならないのでございます。
ミュージシャンでも、アスリートでも、
やはり引き際というものはあるのでございます。

もう、モー娘。状態でございます。

後がまに座ったのは、Don Aireyというキーボーディストでございます。
彼、一時期、RitchieがPURPLE脱退後に結成した、
Rainbowに在籍していたことがございます。
彼が参加する前のRainbowは、キーボードがまったく目立つことがない、
という感じだったのでございますが、
彼が参加した「Down To Earth」というアルバムは、
彼の存在感が大きく反映されている感じだったのでございます。
そんな人であるからして、
Jonの代わりも務まるかもしれない、と思って期待はしておりました。

確かに、存在感、ありました。
しかも、彼のイメージにはあまりなかった、
ハモンドをバリバリに使って、Jonをリスペクトしているような
演奏を繰り広げておりました。

DEEP PURPLEが、モー娘。化してもいい。

そう思わされたのでございます。はい。

キーボードが変わった、という話は聞いておりましたし、
その後のアルバムって発売されてるのかどうか、
私自身もチェックしてはおりませんでした。
何の拍子か、Amazonを検索してみたところ、
キーボードが変わってからのアルバムが発売されている、
ということを知ってしまったのでございます。
しかも、二枚もオリジナルアルバムがある!と。

これは、買わなくては。
私の収集癖が、首をもたげてきての購入だったのでございます。
何と言うか、THE ROLLING STONESは、
新しいアルバムをリリースしたと聞いたら、
ああ、きっとまたこんな感じの音なのだろうなあ、
という予定調和のもとに購入するイメージが強いのでございますが、
DEEP PURPLEの場合、
ああ、またやる気のない音なのかなあ、
という思いのもとに購入し、ああ、やっぱりだ、ということが
これまで何度もあったわけでございますが、
今回購入した「Bananas」は、
何と言うか、ちょっとSTONESに近づいた感じがしたのでございます。

長年のファンであるための愛情なのでしょうか。

もう、好きなようにやって!

という温かい目で見守っている感じがしてきたのでございます。
だって彼らはもう、60歳をとうに超えているのでございます。
好きにやってもらって、いいではないですか。

許す、ということを覚えた、まもなく37歳の私でございますが、
少しは大人になれてきたのかな、という思いを抱かせてくれる、
そんな一枚でございます。ほめてるんですよ、これ。

やはりこれも、心から「ありがとう」と伝えたい一枚でございます。

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