【雑感】喜劇人という言葉に、敬意を込めて

ゆでたまごのすけでございます。

最近、何だか読書欲が激しいのでございます。
今月だけで読破したのが5冊ほど。
まあもっと読む方はおられると思いますが、
忙しい時期になるとまったく本を読まなくなる私からすると、
何だか中学〜高校時代にどばーっと読んでいた
時期のような欲求にかられている感じがするのでございます。

小林信彦・著「喜劇人に花束を」というのを読みました。
植木等、藤山寛美、伊東四朗各氏の評伝でございます。
お笑いブームなどと世の中では言われておりますが、
このお三方、確かに「お笑い」というより「喜劇人」と
敬意を込めてお呼びしなくてはいけないな、と改めて思わされました。
そんなことを言うと、「植木屋」が空から

お呼びでない。

と言い放っておられそうですが。

笑いは、舞台が一番面白い。
そんなことを、著者は語っておられました。
私もささやかながら、舞台に関わっていた人間でございますので、
それはすごくうなずけるのでございます。

しかし。
舞台というのはチームプレーでございます。
なかなか一人の思いとか、やりたいこととか、
そういうことで成り立つものではないのでございます。
そんな苦悩を、かの藤山寛美さんも感じておられた、
という話を、この書で読んでみて、

ああ、私もまだまだ、小物だなあ。

と思わざるを得ませんでした。

日々精進でございます。

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