【ドカベン】ほんとにあるんだ!?

ゆでたまごのすけでございます。

高校野球の予選、真っ盛りでございます。
読売ジャイアンツ・原監督のおいっ子が、
監督の出身校・東海大相模高校で投手をやっているようでして。
同校、昨日の準決勝であの横浜高校を破ったのだそうでございます。

その決勝点となったのが、なんと「振り逃げ3ラン」。
2アウトで走者が2人いる、という場面だったそうでございます。
投手の投げた球がワンバウンドになって、
打者がスイングを途中で止めたらしいのでございます。
こういう場合、一塁の塁審にスイングかどうかの判定を
委ねるのでございますが、スイングの判定だったのでございます。
横浜高校の捕手は、これでアウトになったと思ってベンチに下がり、
他の選手たちも下がってきたのだそうでございます。

ところが。

ワンバウンドのボールで三振の場合、
打者にタッチをしないとアウトにならないのでございます。
東海大相模の監督さんは、選手たちに「いいから走れ!」と
指示を出したのだそうでございます。
1人、2人、そして打者までダイヤモンドを回って本塁に帰還。
これが得点として認められた、ということなのでございます。

横浜の監督さん(渡辺さんという、松坂や涌井を育てた有名な方)は
猛抗議をしたそうなのでございますが、判定はくつがえらず、
3点の得点が認められてしまったということらしく。
「流れがあれで向こうに行ってしまった」というのが
試合後のコメントでございました。

同じような場面が、ドカベン・スーパースターズ編の17巻でありました。
ドカベンたちのいる東京スーパースターズが、日本ハムファイターズと
対戦していて、走者に森本と新庄がいて、打者が小笠原という、
2006年の設定の場面でございます。

捕手・山田のけん制球で飛び出した新庄が、
スリーフィートオーバーしてしまった、という状況でございました。

それぞれの塁を結ぶ線から左右に3フィート(91.4センチ)ずつ、
遠い場所で走者が走ってしまったらアウトになる、というルールでございます。

しかしこれは、守備側が「アウトだ!」と言っただけではアウトにならない、
というのでございます。これもタッチをしないとアウトにならない。

これを勘違いしたスーパースターズの選手たちがベンチに戻っている間、
森本と新庄はベースランニングをしてホームイン。
2点になってしまった、という場面でございます。

こんなん、マンガにしかあり得ないだろう。
そう思っていたら、ほんとにそれに近い場面が高校野球で起こったという。

いやあ。事実は小説より奇なり、でございます。

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