【介護日記】(2)母親の調子の波

ゆでたまごのすけでございます。
母親の体の調子の波に、むむぅ、と首を傾げてうなってしまう
今日この頃でございます。

4月12日の木曜日、母の病院についていきました。
3年ほど前に開胸手術を行いました。
大動脈瘤の除去と人口血管を入れる処置を行ったわけでございますが、
この時ぐらいから左目が見えづらくなっており、
結局視力は失ってしまった、という状態まで放置していたのでございます。

それというのも、母親の父親、つまり私のおじいさんにあたる方ですが、
おじいさんが50歳代の頃に白内障の手術を行い、
どうやらその手術が失敗に終わって完全に失明した、
ということがありまして。
母親はそれを目の当たりにしていたものですから、
自分が目を手術する、ということにものすごく抵抗を
感じておったのでございます。
私は何度か、眼科にかかるように勧めたりはしたのですが、
本人の意思は非常に固かったのと、手術後の体力回復が非常に遅く、
とても医者に通えるような状態ではなかった、
というのがございます。

その視力を失った左目が、何の拍子か眼球を傷ってしまったようで、
ずっと目がごろごろする、目やにがとまらない、
みたいな症状が出てしまって、現在の病院に通うことになった、
という次第でございます。

病院に連れて行った木曜日。母親はずいぶんと調子が良さそうでした。
ふだん、毎週土曜日に母親と外食する機会を設けておるのですが、
その前の週の土曜日は、逆に相当、調子が悪そうに感じられたのです。
歩いている目の前に壁が迫っていても、
気づかぬようにそのまま歩こうとしてみたり、
家の玄関を入ろうとして、段差に足をつまづかせてころんでしまったり、
トイレに歩いて行こうとして、気を失ったように倒れてしまったり。
こりゃほんとに、すぐにでも介護施設に入れないと危ないのでは、
と焦るぐらいなほどの状態になってしまっていたのでした。

ところがこの木曜日には、私の介助を得ながらではありますが、
まっすぐに歩けるし、転ぶような様子もないし、
むしろしっかりしていたりしました。
この調子の波ってのは、一体何が原因なんだろうと、
首を傾げずにはいられません。

今日、土曜日も一緒に食事へと向かったのですが、
わりとしっかりとしていました。ただ、帰りがけになって、
ちょっとしゃべりがおぼつかないような印象を受けたりしたので、
どうなんだろうなあ、と。少し心配だったりします。

姉は、「目標を持っていると、がんばろうって思うんじゃない」
と言っていました。
病院へ行く。食事に行く。そういう目標があると、きちんとしよう。
そんな意識が働くのかもしれません。
確かに帰りがけは、食事を終えた後だったわけですから、
安心してゆるんじゃった、という状態だったのかもしれません。

ずっと一緒にいられるという状況ではないので、
いずれにしても心配は尽きません。

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