自分たちで考えることを教えてくれた恩師・T先生



ゆでたまごのすけでございます。
NHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀」なる
番組をついつい見てしまいます。
今日、取り上げられていたのは、
ごく普通の中学校の先生でした。
足立区の中学校教師・鹿嶋真弓先生。
エンカウンターなる教育手法が
クローズアップされておりましたが、
教育は手法ではないな、ということを
鹿嶋先生の姿から感じました。
たぶん、同じ手法を別の先生が単純に取り入れたとしても、
学級崩壊を起こしていたクラスが同じように立ち直る、
ということはないんだろうなあ、などと思いながら見ておりました。

ふと、自分の中学時代のことを思い出しておりました。
2年生の時の担任・T先生が、一番印象深く記憶に残っております。
T先生がおっしゃっていた話で、よく覚えている話があります。

こんなこと言ったら不謹慎かもしれないけどさ、
横断歩道を必ず渡らなきゃいけないってことはないと思うわけよ。
だって横断歩道の信号が青だからって、
車が突っ込んでこないとは限らないでしょう。
信号が青で、しっかりまわりを見て、車が突っ込んでくることはないな、
と確認した上で渡らないと、信号無視で突っ込んできた車は避けられない。
車が突っ込んでこないことが確認できれば、
横断歩道がないところだって渡れるわけだよ。

そんなことを、普通にホームルームかなんかの時間に語られたことを
はっきりと覚えています。今、そんなことを先生が言ったとしたら、
無粋な親が何だか不謹慎だ、とかクレームをつけてきそうでございますが。

でも、このT先生がおっしゃっていたことは、
要するに自分の目で見て、ちゃんと判断しなさいよ、
ということではないかと思うのでございます。
そういう力を身につけることが、
世の中を生きていくには大事な力になるんだぞ、と。

私は、こういうことを普通におっしゃってくれたT先生が好きでした。
担任していただいた時のクラスが、体育祭で優勝を遂げた時も、
他の先生に黙ってろよ、と言いながらアイスクリームを
おごってくれたのが、未だに忘れられずにおります。

きっと、どこか私の中に、みんなが正しいと言っていることが、
果たしてほんとに正しいのかどうか、というのをちゃんと見極めよう、
という意識が働くのは、そんなT先生の言葉が心に残っているのだと
今更ながらに思うのでございます。

思春期の、私の心に響く言葉を残して下さったT先生に、伝えたい。
心から「ありがとう」と。

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