【私の音楽ライブラリー/第一回】LIVE IN JAPAN/DEEP PURPLE
ゆでたまごのすけでございます。
突然でございますが、
私の音楽ライブラリーを
紹介させていただくことにしました。
音楽は、生活に欠かせないもの。
特に私は、音楽を聞きながら
仕事をすることが非常に多く、
そんな私の仕事をサポートしてくれる
珠玉の楽曲たちへの感謝の気持ちを
こめて、ここに記したいと思います。
一回目の今回は、DEEP PURPLEの「LIVE IN JAPAN」でございます。
言わずと知れた、ハードロックの雄の名作と言われる一枚でございます。
1.Highway Star
2.Child In Time
3.Smoke On The Water
4.The Mule
5.Strange Kind Of Woman
6.Lazy
7.Space Trackin'
DEEP PURPLEは現在も活動を続けるイギリスのバンドでございますが、
60年代後半から70年代後半までの間に何度かのメンバーチェンジを
しながら活動し、一度は解散。
80年代後半に「黄金期」と呼ばれた時期のメンバーが集まって再結成し、
これまた何度かのメンバーチェンジを繰り返して現在に至る、
という老舗バンドでございます。
ちなみに黄金期のメンバーは、
Ian Gillan(Vo.)
Ritchie Blackmore(G.)
Roger Glover(B.)
Jon Lord(Key.)
Ian Paice(Dr.)
の5人。何も見ずに、綴りを間違えずに打てました。
私がいかにこのバンドが好きだったか、
というのがご理解いただけるでしょう。
この「LIVE IN JAPAN」は、もちろん黄金期のメンバーによる、
日本での公演の模様を収録したライブアルバムでございます。
日本武道館と大阪の厚生年金会館が会場だったようですが、
そんなことより何より、
その演奏のスゴさに圧倒されたものでございます。
初めて聞いたのは、小学四年生の時でした。
姉が当時大学生で、生協で買ってきたLP盤から流れておりました。
衝撃だったのは、一曲目の「Highway Star」でした。
何だか、聞いたこともないような、うねりにうねる演奏。
ギターっつーのは、こんな音が出るんだ、と。
こんなに早くキーボードが弾ける人がいるんかいな、と。
なんちゅーたっかい声で叫ぶ人なんだ、この歌手は、と。
何だかわからないけど、ビートの強さと激しいリズムに、
私はそれまで聞いていた日本の歌謡曲って何だったんだ、
と子供ながらに思ったことを記憶しています。
そして、2曲目の「Child In Time」。
スローテンポの曲に乗せて歌うIan Gillanの声が、
盛り上がりとともに絶叫へと変わっていく。
あーーーあーーあー、あーーーあーーあー。
どーしてこんな高い声が出るんだ???と。
声変わりした大人がこんな声、出せるんか?と。
そして言わずとしれた「Smoke On The Water」。
高校時代、バンドを始めた時に最初にコピーしたのは、この曲でした。
きっと、同じ経験を持つ方はたくさんいるのでしょう。
スタジオ盤や、他のライブテイクもありますが、
やはりこのLIVE IN JAPANのテイクが一番鬼気迫るものがあります。
「Strange Kind Of Woman」で、Ritchieのギターと
Gillanのボーカルが掛け合いをしているのを聞いて、
これ、やってみたい、と思ったものでした。
そして数十分も演奏時間がある、「Space Trackin'」。
後にスタジオ盤を聞いて、この曲ってこんなに短かったんだ、
と驚いたものですが、実はこの長い部分、
DEEP PURPLEが初期の頃に演奏していた「Mandrake Root」
という曲のインストゥルメンタル部分をつないでいる、
というのを後で知り、なるほど、ライブの構成ってこうやって
考えるものなんだ、などと思ったものでございます。
これだけいろんな音楽が世に出回る中で、
改めて聞いてみるとやはり古いハードロックだなあ、
などと感じるのですが、でもやはり、
生で演奏している凄みをそのまま伝えてくれるのは、
このLIVE IN JAPANをおいて他にないのではないか、と。
やはり当時、世界一大音響のバンド、とギネスブックか何かで
紹介された、というエピソードに見合ったバンドだったのだなあ、
とこの一枚を聞くと思ってしまいます。
おそらく、この一枚を聞かなかったら、今の私はなかったでしょう。
心から「ありがとう」と伝えたい一枚でございます。
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