あまりにも偉大すぎるロック・バンド、ビートルズ



ゆでたまごのすけでございます。
かつて、何かの音楽番組で、
和田アキ子さんが「みんなは
自分のルーツはビートルズとか、
ローリングストーンズとか
言うのかもしれないけど、
でも私にとっては何と言っても、
オーティス・レディングです」
としゃべっていたのを、
やけに印象的に覚えております。
そこで名前の挙がった
オーティス・レディングとは何者!?
と思ったものでございます。

とはいえ、世の多くのミュージシャンは、少なからずビートルズに
影響を受けたのではないか、と思わずにはいられないのでございます。
しかしながら、私の世代というのは、ビートルズはリアルタイムでは
確実になかったのも、間違いないのでございます。
1970年。私の地球上の姿である多賀大祐が生まれたのは、
まさにこの、ビートルズが解散し、三島由紀夫が自決し、
ジャニス・ジョップリンとジミ・ヘンドリックスが亡くなった年、
なのでございます。

前にも書きましたが、私の家にはなぜかドーナツ盤と呼ばれる
レコードなるものが山のようにあったのでございます。
そんな中の一枚に、ビートルズのレコードが一枚だけありました。
それは、「ヘイ・ジュード」でございました。
裏面は、「レボリューション」でございました。
ヒット曲ではありましたが、はて、なぜこのちょっと本筋から
ずれた曲をビートルズ原体験として聞いてしまったのか、
と今さらながらに思うのでございます。

そのレコードを聞いたのは、幼稚園の年中か年長さんぐらいの年でした。
詞の内容なんて、わかるはずもございません。
「ジュード」というのが、ジョン・レノンの息子・ジュリアンを
指している、というのを知ったのは、ジュリアンがメジャーデビューを
果たして小林克也さんのやっていた「ベストヒットUSA」で
ジュリアンの曲がランクインした時に知ったぐらいでございましたから。
ところが、そんな「ヘイ・ジュード」と「レボリューション」を聞いた
私は、なぜだか母親と姉に

ビートルズの他の曲が聞きたい。

と言ったのでございます。

ビートルズの曲がいい、と言ってもいろいろあるけど何がいいの?

みたいなことを聞かれた覚えがありまして、
それに私は、

メンバーの四人がジャケットに写ってるヤツ。

と答えたのでございます。

みんな、四人とも写ってるんだけどなあ。

と、母親と姉が困惑していたものでした(笑)。
それでレコード屋さんで買ってきてもらったのが、
「イエスタディ」「アクト・ナチュラリー」のカップリングのシングル。
有名な曲だから、というので買ってきてくれたのだろうと思われます。
レコードに針を落として、流れてきた曲がずいぶん、
「ヘイ・ジュード」や「レボリューション」と違うのに戸惑ったことも、
記憶の片隅に残っておるのでございます。

年を経る毎に、ビートルズの偉大さが理解できるようになってきて、
最初に聞いた曲が「ヘイ・ジュード」と「レボリューション」だったのは、
ちょっと異質な初体験だったのだなあ、と思うようになりました。
ただ、何となく、私が創作をする際に興味の根源となるものが、
家族と社会風刺、というところにあるのは、実はそこが源流ではないか、
などと最近は思わずにはいられないのでございます。

そんな、私の源流をつくってくれた、
あまりにも偉大すぎるロック・バンドの四人に、伝えたい。
心から、「ありがとう」と。

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コメント

匿名 さんのコメント…
Mixi書き込みありがとう♪
私はビートルズだとBACK IN THE USSR
が好きでーす。ってそんなのなかったっけ?w
多賀大祐 さんの投稿…
ゆみさん、コメントありがとうです♪
ありましたよー。後期の作品ですね。
ロックな感じのいい曲です。
またお気軽にコメントして下さいね♪

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