【雑感】原発に、母親の影を見る。

ゆでたまごのすけでございます。

原発、あっちを立てればこっちが立たず、
という状態に陥っておりますね。

3号機に海水を注入してみたけど、
弁が開かなくて注入できなくなったと思ったら、
今度は2号機が爆発を起こしてしまったり。
さらには定期点検中だった4号機の燃料プールが、
燃料を冷却する水の循環ができなくなって、
水温がものすごく高くなってしまっているとか。

何だか、亡くなる直前の母親を思い出してしまいます。
運動させないと体力が弱ってしまうからリハビリを、
とやってみようとするのですが、
やってみると今度は膝に水が溜まって、
動けなくなってしまったり。
心臓が弱ってる、ということで処置をしようとすると、
今度は別の臓器に異常が発生してしまったり。

なすすべもなく、ただただ見守るしかない。
そんな切ない気持ちになっていたことを、
ふと思い出してしまった次第でございます。

IAEAにも支援を求めたそうでございますね。
どうにかして、最悪の事態にならないよう、
現場の方々にはがんばっていただきたいと、
祈らずにはいられません。

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コメント

ジャギオ さんのコメント…
お母さん大変でしたね。
私の母も同じようになるかも。
元気だった頃は太ってて走り回ってたのに、病院の食事が足りないのか、痩せてしまうと全てにおいて弱くなり辛そう

原発では、
東電さんは一体何を守ろうとしてるのか?それが良く分かりません。
今止まったら停電が大きくなるのを無理して動かして、逆に放射能問題を起こす方がもっと危険な気がする。
早めに白旗あげるのが人々のためかもしれないと思いました。
多賀大祐 さんの投稿…
>ジャギオさんへ
親が弱っていく姿を見るのはつらいですが、
それもまた試練なのだろうと振り返って思います。
東電は少なくとも、放射能を拡散させまい、
とがんばっているのだろうとは思いますけどね。

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