【雑感】プロに徹するとは。
ゆでたまごのすけでございます。
前に看護師の知り合いで、がん病棟で働く人がおりまして。
まだ看護師になって2年目でしたでしょうか。
毎日のように人が亡くなっていく病棟なわけでございます。
確かに、精神的にしんどい病棟でございましょうね。
そんな病棟で働いていて、
自分の無力感を日々感じる、とおっしゃっておりました。
自分を癒すために、「おくりびと」を見た、
ともおっしゃっておりました。
そんな話を聞きながら、
どこか私は首を傾げてしまいました。
「おくりびと」に描かれているのは、
死者を送り出すことを生業とするプロが、
プロの仕事に徹する姿でございます。
この方は、看護師としてプロなわけです。
プロの仕事を描いた作品を見ながら、
自分を癒すというのはプロじゃないだろう、
と思ってしまうのでございます。
その方が感じている無力感というのは、
実際は大してできもしないのに、
自分にはもっとできるはずという思い上がりがあるから、
無力感が生まれるのであって、
もっと自分のできなさ加減を認識した上での
無力感であれば、自分が今できるプロとしての仕事に
徹するのではないか、と思うのでございます。
自分から逃げるのはやめなさい。
その方には、少し厳しい物言いではありましたが、
そんな言い方をして、私の感じたことを伝えました。
プロに徹し続けねば、と思う自分への戒めの思いも含めながら。
前に看護師の知り合いで、がん病棟で働く人がおりまして。
まだ看護師になって2年目でしたでしょうか。
毎日のように人が亡くなっていく病棟なわけでございます。
確かに、精神的にしんどい病棟でございましょうね。
そんな病棟で働いていて、
自分の無力感を日々感じる、とおっしゃっておりました。
自分を癒すために、「おくりびと」を見た、
ともおっしゃっておりました。
そんな話を聞きながら、
どこか私は首を傾げてしまいました。
「おくりびと」に描かれているのは、
死者を送り出すことを生業とするプロが、
プロの仕事に徹する姿でございます。
この方は、看護師としてプロなわけです。
プロの仕事を描いた作品を見ながら、
自分を癒すというのはプロじゃないだろう、
と思ってしまうのでございます。
その方が感じている無力感というのは、
実際は大してできもしないのに、
自分にはもっとできるはずという思い上がりがあるから、
無力感が生まれるのであって、
もっと自分のできなさ加減を認識した上での
無力感であれば、自分が今できるプロとしての仕事に
徹するのではないか、と思うのでございます。
自分から逃げるのはやめなさい。
その方には、少し厳しい物言いではありましたが、
そんな言い方をして、私の感じたことを伝えました。
プロに徹し続けねば、と思う自分への戒めの思いも含めながら。
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