【雑感】お正月のお散歩。
ゆでたまごのすけでございます。
今日は箱根駅伝を見た後、
日頃の運動不足の解消と、
気分転換を兼ねまして、
散歩に出かけた次第でございます。
常日頃、決まった道を通るのが
好きな私としては、
ちょっと気分を変えまして、
いつもは通らないような道を、
あえて通ってみようというのを
コンセプトとした次第でございます。
赤羽駅から、王子駅に向かって
王子神社で初詣をしよう、
というルートだけを決めて、
西口側から環七方面に向かって
歩いていったわけでございます。
ふだん、タクシーでしか通らない
道を歩いてみると、ふと右手に、
どこへ行くんだかよくわからない
階段がありましたので、
登ってみた次第でございます。
すると、若宮八幡神社という、
とっても小さな神社に遭遇しました。
入口あたりに立て札がありまして、
ちょっとのぞいてみますと、
何だか俳句が書いてあるんでございます。
どうも、この神社を維持管理している
ボランティア的な団体の方々の中で、
俳句の会をやっておられる方の作品の
ようでございまして。
残照に 雁行消ゆる 葬の帰路
なかなか奥深い句だなあ、
などと関心しておった次第でございます。
すると、その隣りに、
神社の由緒を説明した立て札が
ございまして。
やはり地元の方々で維持管理をされて
いる神社ということのようで、
その中心人物となっておられる方が、
飯郷さんという方のようでございます。
そういえば、中学の時に同級生の人で
同じ名字の人がいたなあ、と
思い出したりしておりました。
そうか、彼は地元の名士の一族だった
のか、というのを初めて知った次第
でございます。
神社の入口は、こんな感じ。
とってもこじんまりとした、
ほんとに地元の人たちに大切にされて
いる神社なんだなあ、という印象
なのでございます。
鳥居が、なぜか二重になって
いるのが気になりました。
古くからあるのと、
新しいのとの違いかな、
などと思ったりもしましたが、
その理由はよくわかりません。
祠というのか、お堂というのか、
その名称はよくわかりませんが、
これまたこじんまりとしており、
その台座がまるで溶岩が固まって
できたかのような様相をしているのも、
また謎な感じだったのでございます。
お参りは、もちろんしておきました。
ブログのネタにさせていただきまして、
ありがとうございますと、
お礼もいたしました。
さらに神社の脇にありました
階段を下りていきましたら、
清水坂公園なる公園にも遭遇しました。
埼京線に乗っていて、
赤羽駅に近づくと見えてくる公園の
存在は知っておりましたが、
その名前が清水坂公園というのは、
今回初めて知った次第でございます。
上空には、凧がいくつも
飛んでおりました。正月ですねえ。
凧上げをする子どもたちというのは、
未だにいるんでしょうかね?
お正月に公園や河川敷を訪ねる、
ということがほとんどありませんでした
から、例年がどんな状況なのか、
というのはよくわかりません。
でも今日は、少なくとも3つ4つは、
凧が清水坂公園では上がっておりました。
公園の全景は、こんな感じ。
京浜東北線と埼京線の線路に挟まれた
狭いエリアにありながら、
広いスペースをぜいたくに使った
公園があるというのは、
周辺の方々からするといい環境、
ということになるんでございましょうね。
さらに歩みを進めまして、
十条駅の方まで足を運んでみた次第です。
すると、富士見銀座商店街、
というのが現れてきました。
以前、取材で撮影したことが
ありましたので、その存在は
知っておりましたが、
十条銀座商店街という大きな
商店街に連なる、少し小さな
規模の商店街でございます。
でも老舗の佃煮屋さんとか、
なかなか風情のあるお店が
軒を連ねているのでございます。
さらに足を伸ばしまして、
全国的にも知名度がある大型の
商店街・十条銀座にやってまいりました。
ともすると、
熱海あたりの商店街を歩いている
かのような気分になってくる商店街で
ございますが、
正月二日でありながら、
それなりにお店が開いていたのが
なかなか印象的でございました。
さすがに歩くのに疲れてきまして、
十条駅を通り過ぎたあたりで、
ちょうどバス停に王子駅行のバスが
到着しましたので、そのまま
乗車した次第でございます。
北区役所というバス停で下りますと、
ほぼすぐ目の前が王子神社でございます。
元旦はきっともっと並んでいたのでしょうが、
それでも二日の今日も結構並んでおりました。
しっかりと拝んで、おみくじも引き、
お正月気分に浸った次第でございます。
帰りは王子駅から電車で帰ろうと
思いまして、王子駅の親水公園口の
方へ向かっていきますと、
こんな風情ある風景が見えてくるわけ
でございます。ここ、好きなんですよ。
まるで、昭和の映画のロケ地のような
風情。落ち着くのでございます。
そして、同じく音無親水公園の
一角の風景でございます。
こちらはまるで京都のような風情。
都内でもこういう風景が見られる、
というのは王子という街ならでは、
ではないかと思うのでございます。
これまでもよく訪れた場所では
ございますが、いつもと違った
道程で歩くとこんなにいろいろ
発見があるのだなあ、
などと思いながらの散歩でございました。
コメント