【映画レビュー】書道ガールズ

ゆでたまごのすけでございます。

今さらですが、見てしまいました。
書道ガールズ。いい作品ですね。
泣いてしまいました。涙腺、年とともに弱ってます。

主人公の女子高生、書道部の女の子の「再生」の物語ですね。
書道をやることが、楽しいことじゃなくなっていって、
義務感でやるようになってしまっていたことに、
臨時教員としてやってきた書道家をかつて目指していた
先生から教わり、他の部員たちとの触れ合いの中から教わる、
という物語が軸になっておりまして。

書道部員の女子高生たちの役割がそれぞれはっきりとしていて、
とても構成がしっかりしております。

母親と二人暮らしで、母親が倒れたことで、
部活どころか学校すら辞めて働こうとする子。

中学時代にいじめに合って不登校を何度も繰り返し、
書道に出会って学校とのつながりを保っている子。

主人公のまっすぐで人を受け付けないような態度に
翻弄されながら、みんなで楽しく部活を続けたいと
みんなを必死にまとめようとする子。

臨時教員でやってきた先生の書いた書に感銘を受け、
パフォーマンスをやってみたい、というきっかけを
与えながら、家業の文具店が店じまいをすることで
転校を余儀なくされてしまう子。

なるほど、こういう子がいることで、
主人公にこういう気づきを与えるから、
こうやって物語が進んでいくのだな、
と頭の中で箱書きをつくりながら見ておりました。

何もかもがうまくいくわけではない、
というストーリー展開にリアリティを持たせており、
よくできた作品だなあ、と思った次第でございます。

とってもいい勉強になりました♪

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