【雑感】若者を、見直そう。
ゆでたまごのすけでございます。
日経新聞の夕刊一面で、
各界の著名人が日替わりで短文エッセイを
連載しております。
昨日土曜日は、脚本家の内館牧子さんでございました。
国会議員がコンビニでペットボトルの水を
6本まとめて買っていこうとしていたとか、
ヘリで被災地を視察に行った与党議員が、
居眠りをこいていたとか、
そんなエピソードを紹介しつつ、
とある高校生が、母親の買ってきた2つのトイレットペーパーを見て、
1つをスーパーに返しに行ったというエピソードと比較されており。
若者を見直した、というような締めくくりをしておられました。
求人広告をつくっておりますと、
多くの企業でボランティア精神を持って働きたい、
という人はいらない、という声をよく聞きます。
たとえば環境に関連する事業をやっている会社だと、
たいがい「社会貢献したい」という気持ちで
エントリーしてくる学生さんが多くなる、と。
しかしながら会社は慈善事業をやっているわけではないので、
収益を上げられるビジネスモデルをつくり出すことができない人は、
必要としていない、ということになるわけですな。
まあ、会社である以上、しょうがないよね、
という感じでいつもそんな話を聞いておりましたが、
実は震災を境目にして、
これからはそういう人材が重宝される時代になっていくのではないか、
と思わずにはいられないのでございます。
少なくとも、社会貢献したいという気持ちを、
どうやってビジネスにつなげていくことができるか、
を考えられる人や企業が、生き残っていくのではないか、と。
私も、正直そういうきれいごとを並べる人には、
どこか懐疑心を持って接してしまうところがございました。
そんなに世の中、うまくいくもんじゃない、
と思ってしまっていたわけでございます。
しかし、もしかすると、
これからはそういう考えを持った人たちを、
どうやって活かしていくのか、
ということを考えないといけないのでは、
そしてその会社が行うビジネスの価値が、
多くの人たちを幸せにするようなものでなければ、
存在価値は高まらないのではないか、と。
だから、若者を見直すべきだ、
と私も改めて思った次第なのでございます。
ビジネスに対する考え方を、
大きく転換しなければいけない時代に、
私たちは生きているのではないか、
という気がしてならないわけでございます。
日経新聞の夕刊一面で、
各界の著名人が日替わりで短文エッセイを
連載しております。
昨日土曜日は、脚本家の内館牧子さんでございました。
国会議員がコンビニでペットボトルの水を
6本まとめて買っていこうとしていたとか、
ヘリで被災地を視察に行った与党議員が、
居眠りをこいていたとか、
そんなエピソードを紹介しつつ、
とある高校生が、母親の買ってきた2つのトイレットペーパーを見て、
1つをスーパーに返しに行ったというエピソードと比較されており。
若者を見直した、というような締めくくりをしておられました。
求人広告をつくっておりますと、
多くの企業でボランティア精神を持って働きたい、
という人はいらない、という声をよく聞きます。
たとえば環境に関連する事業をやっている会社だと、
たいがい「社会貢献したい」という気持ちで
エントリーしてくる学生さんが多くなる、と。
しかしながら会社は慈善事業をやっているわけではないので、
収益を上げられるビジネスモデルをつくり出すことができない人は、
必要としていない、ということになるわけですな。
まあ、会社である以上、しょうがないよね、
という感じでいつもそんな話を聞いておりましたが、
実は震災を境目にして、
これからはそういう人材が重宝される時代になっていくのではないか、
と思わずにはいられないのでございます。
少なくとも、社会貢献したいという気持ちを、
どうやってビジネスにつなげていくことができるか、
を考えられる人や企業が、生き残っていくのではないか、と。
私も、正直そういうきれいごとを並べる人には、
どこか懐疑心を持って接してしまうところがございました。
そんなに世の中、うまくいくもんじゃない、
と思ってしまっていたわけでございます。
しかし、もしかすると、
これからはそういう考えを持った人たちを、
どうやって活かしていくのか、
ということを考えないといけないのでは、
そしてその会社が行うビジネスの価値が、
多くの人たちを幸せにするようなものでなければ、
存在価値は高まらないのではないか、と。
だから、若者を見直すべきだ、
と私も改めて思った次第なのでございます。
ビジネスに対する考え方を、
大きく転換しなければいけない時代に、
私たちは生きているのではないか、
という気がしてならないわけでございます。
コメント
「自分を助ける(個体保存の本能)」のと「他人を助ける(種族保存の本能)」は、両方必要なんですね。
究極には両者は交わるはず。
あるいは、需給関係でバランスするはず。
だから慈善事業したい人こそ効率よい金儲けの技術が必要で、
お金儲けしたい人ほど、より多くの人が幸せになることを事業目的にするべき。
そういう持論です。
慈善事業を目指す若者にMBAを取ってもらい、営利事業で効率よくお金稼いだ結果を慈善事業に振り向ける。それが最善と気づきました。
うまいこと、おっしゃいますね♪
確かに、その通りだと思います。
それがうまく機能すれば、
相当いい世の中になるような気がしますがね。
孫さん100億円と今後の生涯年俸を東日本大震災被災者に寄付ニュースがありましたね!
あれが実現したら大丈夫ですよ。
まさしく私はこういうことを想定してたから。
孫さんのあの行動は、単なる「同情心」や「宣伝」でなくて、一生かけた事業として震災復興に取り組んでくれるという非常に強い意志だから。
以上です。
そうですね、孫さんは、やはりスゴい。
信念のある経営者の企業は、伸びるもんです。
求人広告を長年やってると、つくづく思います。