【雑感】PTAって、何のため？

ゆでたまごのすけでございます。

私、上の娘の中学校の「父親の会」というものに、
参加しておる次第でございまして。
名ばかりの代表なぞを担っておる次第でございます。

なんで？と思う方も読んでいただいている方の中には、
きっとおられると思いますけれども、
私なりにできることをしようという思いで、
務めさせていただいておる次第でございますが。

先日、遅まきながらの新年会を開催いたしまして。
そこにPTA会長さんもおられたわけでございます。

学校でいじめがあるとか、やんちゃな子がいるとか、
そんな話題になったわけでございますが、
会長さんと学校の校長さんが会話したりする中では、
そういった話題が出ることはなかなかない、とのこと。

すでにお子さんは卒業されているけど、
なぜか父親の会に参加して下さっている、
とても面倒見のいい方がおられるのですが、
その方が校長さんと話をすると、
わりとホンネが聞けたりするのだそうでございます。

ホンネと建前というのは、確かにあるものだと思います。

在校生の親に、ただいま、我が校には問題があります、
などとは校長として言いづらい、というものでございましょう。

PTAという組織は、多くはお母さん方で構成されております。

男女差別をするつもりはありませんが、
女性というのは、とりあえず保守的なものでございます。
何しろ、子どもを守らねばならない、
という本能が働く生き物でございますからね。

それだからかどうかはわかりませんが、
なるべく大きな波を立てないようにやり過ごしたい、
という気持ちが働くゆえに、
前年踏襲でいい、などと考えるケースが多いように思います。

まあ、余計なことをすると、面倒ですからね（笑）。

しかしながら、それではPTAって何のためにあるの？
ということになるのではないか、と思うのでございます。

学校をよくして、生徒たちが学業に専念できる環境をつくる。
そのサポートをする、という組織なのではないのでしょうか。
だとしたら、校長さんや先生たちが、
あまり問題があるとは言いたくない、
と思わせる組織となっているのは、おかしくはないですかね。

まあ、正論だけど、正論のまま物事は進まない、
というのはわかった上で書いておるわけでございますが。
だからといって、親父の会で何かできるのか、
やってんのか、と言われると、そうでもないです、
としか言えませんけれどもね。

このホンネと建前をうまいこと維持しつつも、
何かしら変革を促していくことができないものだろうか、
などとない頭を巡らせながら、考えている最中なのでございます。