【雑感】TPPと、戸別所得補償制度。

ゆでたまごのすけでございます。

TPP、TPPとやたらに言われますね。

環太平洋経済連携協定の略だそうでございます。
まあ要するに、アメリカも含めたアジア各国と、
関税なしに自由に貿易できるようにしましょう、
と複数の国の間で取り決める協定でございます。

そうすると、日本の農業は壊滅的になる、
なんて言われ方もしておりますね。
確かに、今のままだとそうなるかもしれません。

だからといって、日本の農業が国内の需要だけ見てればいいか、
というと私はそうは思わないんでございます。

国内需要、どんどん目減りしていくだけですよ。
だって、人口減ってるんだから。
それでなくても、米食う人も減ってるらしいのでございます。
つくっても、誰も食わないで備蓄だけして、
それでも余ったら捨てる、ってんじゃあ、
食料難にあえいでいる国の人たちに申し訳ない、
ってもんじゃあござんせんか。

輸出すればいいじゃないですか。
輸出しても儲からないってんなら、
儲かる仕組みづくりを考えりゃいいんじゃないですかね?
民主党政府さんは、戸別所得補償制度なるものを掲げて、
地方の反対派の人たちを懐柔させようとしている、
というような報道もされておりますが、
そういうことじゃないんじゃないの、
という気がしてならないのは、私だけではないのでは。

私もフリーをやって14年ほどになりますが、
これまでなんだかんだで意識改革を自然とさせられていた、
ということに、改めて振り返ると気づいていきます。
かつての常識だったことが、あっという間に非常識になる、
ということを目の当たりにして、
だからといって反発だけしていたところで状況はよくなるわけでもなく、
じゃあどうしたら稼げんねん、というのをいろいろ考えて、
いろんな人の助けを借りて、どうにかこうにか食いつなぐ、
ということをやっておるわけでございます。一個人からして。

企業なんて、もっといろいろ考えておるわけでございます。
市場が変われば、製品やサービスも変容させていかねばならない。
市場が欲するものをつくっていくことが第一の目標で、
そこへこちら側の意図をどうやって組み込むか、
ということを必死で考えて、そこに付加価値を生み出せた企業が、
利益を得る、というのは至ってまともな話かと思います。

農業の現状は、正直詳しくありません。
調査したわけでもありません。
知らないから言える勝手な戯れ言、
と言われればその通りでございます。

しかしながら、既得権益に守られて、
それがはがされようとすると猛反発だけして、
自分たちには権力があるのだ、という風に振る舞うような、
下品なことをするのは、どうかと思うわけでございます。

新しいこと、しなさいよ。
自分に言い聞かせるようにしながら、
そんなことを農業とそれにまつわるところにいる方々に、
言いたいと思うわけでございます。

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