【近松賞にチャレンジ】蛍の光/角ひろみ 読了。



ゆでたまごのすけでございます。

なんかバタバタしておりまして、
2日ほど更新をおさぼりして
しまったわけでございます。

ちょうど2日前でしょうか、
こちらの第4回近松賞の
受賞作品を読了したので
ございます。

「蛍の光」という
作品でございました。

こつ然と消える、妻。その事実に翻弄される夫。
若干サスペンス的でありながら、
そんな不条理な状況に自ら行動しようとしない夫。

舞台を尼崎にして、
実に日常的なシチュエーションの中で、
繰り広げられるドラマでございます。

読んでみての感想は、

よく仕組まれている。

ということでございました。

タイトルがなぜ蛍の光だったのか。
それが随所に、ああ、そういうことね、
という感じで潜められているのでございます。

そうか、そういう仕掛けというか、
企みというか、そういう意図をしっかりと
持たせなくちゃいかんのね、と。

これは、前回石森さんの「シナリオへの道」を
読んでいたから気づけたことだなあ、
などと思いながら、さて、自分の作品の構想を
そろそろまとめねば、と思う今日この頃でございます。

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