【転職のツボ】性善説の会社を選ぼう。

ゆでたまごのすけでございます。

ヤフーのニュースをくるくると
巡回しておりましたら、
プレジデント誌に掲載されているらしい、
ちょっと面白いコラムを見つけました。

ダグラス・M・マクレガーという
経済学者・心理学者の人が提唱した、
X理論とY理論の話題でございます。

X理論というのは要は性悪説で、
Y理論は性善説だそうでございます。

X理論でいきますと、
人間はそもそも怠け者なので、
命令や指示を出して統制しないと、
企業の目標は達成できない、と。

Y理論はその真逆で、
人間は生来仕事が嫌いというわけではなく、
やりがいのある仕事を与えれば、
自ら率先して働くものだ、と。

株主や投資家は、
そもそもX理論の方から企業を見るものだ、
というのです。何だか、うなずけます。

また経営者が短期的な成果を求めると、
X理論の方へ傾倒しやすいとも言っています。
これまた、大きくうなずけます。

ブルームバーグというファイナンス雑誌に、
先ごろ、日本の会社は四半期決算を始めてから
おかしくなってきた、という趣旨の記事が
掲載されたんだそうでございます。

どっちかといったら株主や投資家たちが
読むような雑誌がそういうことを書くということは、
日本の企業もどうかしちゃってるんじゃないか、
的なことがそのプレジデント誌のコラムには
書いてありました。

ほんと、その通りだと思うのでございます。

どこぞの会社もそんな感じになってきている、
というのは私も肌で感じておる次第でございます。

Y理論的に長期的な展望に立って、
すぐに成果は出ないかもしれないけれど、
こうしていった方がお客さんが喜ぶだろう、
ということを実践している会社とはどんなところか。

実際、私が接してきた数多くの会社の中で、
そういうスタンスで経営を推進されている会社さんは、
実に堅実で、間違いのない経営をされていることが多いです。

現在、転職活動をされている方は、
ぜひともそんな視点を持って会社選びを
された方がいいのではないか、
と思わずにはいられません。

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